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「自分には何かが足りない」と感じる人ほど、人生の方向性が見えてくる理由

何をやっても、どこか足りない気がする。

周りの人は満たされているように見えるのに、自分だけが何かを追いかけ続けている。

もしあなたが今、そんな感覚を抱えているなら、少しだけ読み進めてみてください。

その「足りない」は、じつはあなたの欠点ではないかもしれません。

 


人が動く理由は、いつも「欠けている」から

私たちは、お腹がすけばごはんを食べます。

喉が渇けば水を飲みます。

当たり前のことですが、ここに大切な原理が隠れています。

人は「欠けている」と感じたものを、埋めようとして動く生き物だということです。

これは人間行動学の視点から見ると、あらゆる生物に共通する原理だと言われています。

「快」を求めて近づき、「不快」を避けて離れる。

この本能的なメカニズムが、私たちの日々の行動の土台になっているのです。

 

「欠けている」と感じないものは、そもそも追いかけない

ここで面白いのは、自分が「欠けている」と認識していないことは、埋めようとしないということです。

たとえば、ピアノに興味がない人は「ピアノが弾けない自分」を嘆いたりしません。

走ることに価値を感じていない人は、足が遅くても気にならない。

つまり、「足りない」「もっとこうなりたい」と繰り返し感じていることの中に、あなたが本当に大切にしているものが映し出されているのです。

 

満たされたら消えるもの、満たしても消えないもの

お腹がすいてごはんを食べれば、空腹感は消えます。

満たされたら、それ以上は求めなくなる。

でも、人生の中には「何度やっても、まだ足りない」と感じ続けるものがありませんか?

やってもやっても、もっと深くいきたくなる。達成しても、次が見えてくる。

じつは、その「満たしても満たしても足りないもの」こそが、あなたにとって最も価値の高いことなのです。

それは人間行動学をベースにした、Dr.ディマティーニが提唱している「最高価値」と呼ばれるものであり、あなたの人生のミッションにつながるものだと言われています。 

私自身の「欠けていたもの」

私にとって、それは「自分を表現すること」「自分の言葉で伝えること」でした。

上手に話せる人を見ると、心の底から羨ましかった。自分にはそれが決定的に欠けていると感じていました。

正直に言えば、それはコンプレックスでした。

でも今、こうして毎朝音声を配信し、言葉を届ける仕事をしています。

ずっと「足りない」と感じていたことが、いつの間にか自分の仕事の真ん中にあった。

欠けていたものを埋めようとし続けた結果、そこに人生の道ができていたのです。

 

あなたの「足りない」の中に、伏線がある

だから、「自分には何かが足りない」と感じることは、悪いことではありません。

ダメな自分の証拠でもない。

むしろ、その欠落感の中にこそ、あなたの人生の伏線が隠れています。

あなたがずっと追いかけ続けてきたもの。 人を羨んでしまうこと。 何度満たしても、まだ先が見えるもの。

その感覚を、否定するのではなく、一度じっくり見つめてみてください。

あなたの過去の中にも、まだ気づいていない"伏線"が眠っているかもしれません。

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