依存があなたから奪っていくのはお金?時間?いいえ違います。
ギャンブル依存症が、あなたから奪うものは何でしょうか?
お金はもちろんです。
他には、こういう意見もあるでしょう。
ギャンブル依存はあなたの大切な時間を奪う。
家族との時間。恋人とのデート。友人との交流。いい映画を見る時間。
自然の中を散歩して、綺麗だと思う時間。
たしかに、ギャンブルをしている時間に出来たはずのことは多いでしょう
しかし、一度ギャンブルにはまるとギャンブルをしていない間の、その有意義な時間は帰ってきません。
そして、もっと大切なものまで奪っていきます。
奪われるのは「尊厳」です。
先ず、大切な時間が戻ってこない理由です。
依存症になると依存している対象以外が楽しくなくなるからです。
家族との時間。恋人、友人との食事。映画を見る時間。
本来なら楽しいはずの時間が、ギャンブル依存症になると、色あせ、物足りなく感じてきます。
なぜか?
ギャンブルが、強すぎる刺激だからです。
ドーパミンを大量に出す刺激を受け続けると、普通の楽しみでは満足できなくなります。
ギャンブルせずにその時間、他のことをしても、それはもう楽しい時間ではなくなってしまいます。
それが時間が帰ってこない理由です。
僕はパチスロに依存していた時期がありました。
仕事が終わる時間が近づくと、頭の中はパチスロのことでいっぱいでした。
今日はどの台を打とう。
昨日の台はどうだった。
帰りに寄ろう。
友達に飲みに誘われても、断ることが増えていきました。
飲みに行ったとしてもソワソワしていました。
なぜなら、スロットのボタンを押してる方が楽しいからです。
ギャンブルは、プレイしている時だけではなく、考えている時にも脳を支配します。
朝起きた瞬間。
仕事中のふとした瞬間。
会社の昼休み。
昨日の勝ち負けを思い出す。
攻略法を調べる。
友人に勝った話をする。
その瞬間にも、脳はドーパミンを出し続けています。
そして「楽しい」と感じます。
これは、ギャンブルをしない人にも関係する話
この記事を読んでほしいのは、休日にパチンコへ行く会社員や、競馬を趣味にしている人だけではありません。
ギャンブルをしない人にも読んでほしいと思っています。
なぜなら、
人は誰でも何かに依存しているからです。
SNS
恋愛
承認欲求
趣味
お金
依存は、特別な人だけの問題ではありません。人間の構造そのものです。
あなたの趣味は何でしょうか?
読書でしょうか?
草野球でしょうか?
手芸でしょうか?
それらを心から楽しんでいるなら、それもある意味では依存です。
しかし、手芸依存症で病院に行く人はいません。
では、何が違うんでしょうか?
本質は「依存の深さ」にある
依存症が本当に怖いのは、
深く依存すると、脳の報酬システムが変化することで、他のことが楽しくなくなることです。
快感消失(アネドニア)といいます。
依存の問題は「何に依存しているか」ではありません。
どれくらい深く依存しているかです。
深い依存を生みやすい対象は、ある程度決まっています。
人が根源的に求める欲に関係するものです。
お金
愛
自尊心
承認欲求
SEX
孤独を埋めるもの
恋愛依存。ホストクラブ。SNSの承認欲求。いけないお薬。
そしてギャンブル。
これらは生活の優先順位を変えてしまう依存です。
仕事よりも。家族よりも。友人よりも。それが第一になる。
本来、あなたが持っている感性や選択権を乗っ取られるのです。
人としての尊厳を奪っていくのです。
だから、依存「病」なのです。
私はそうでした。
あなたの依存度は、今どのくらいですか?
ここで、簡単なセルフチェックを用意しました。
自分の趣味や好きなことを想像しながらチェックしてみてください。
依存状態チェック項目
○問題なし
✅ハマっていることは楽しいが、後回しにすることもできる
✅「それはそれ、これはこれ」と切り替えることができる
✅人に堂々と好きなことが言える
⚠️注意
✅朝起きたら一番にそのことを考える
✅人に話しているとき、異様に興奮している
✅そのことを優先し始め、他のことが後回しになる
❌危険
✅ふとした瞬間、猛烈にやりたくなる
✅大量のお金や時間を費やし始める
💀❌超危険
✅それ以外が楽しく思えなくなる
⚠️や❌に心当たりがあれば、それはすでに「深い依存」のサインかもしれません。
依存症が奪うのは、あなた自身です。
依存症が奪うのはお金ではありません。時間でもありません。
奪われるのは、自分で自分をコントロールしていた力です。
つまり、人としての尊厳です。
人は必ず何かに依存します。
それ自体は悪いことではない。
しかし、気をつけるべきなのは深さです。
もしあなたが
朝起きた時にそれを考えている
仕事中にも頭から離れない
他の楽しみが楽しくなくなっている
そんな状態なら、一度だけ自分に質問してみてください。
「それがなくなったら、自分は何を楽しむだろう?」
この質問に答えられないなら、
それは依存が深くなっているサインかもしれません。
依存は、
あなたの人生を奪うために存在しているわけではありません。
対象を間違えなければ、人生を楽しむ、よき味方でさえあると思います。
深くなる前に依存を分散させるだけでもいい。
僕は
投資
副業
note
に依存を分散しました。
すると、自然にギャンブル以外のことが楽しい感覚が戻ってきました。
この記事が、あなたや大切な人の「ちょっと待てよ」のきっかけになれば幸いです。
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