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令和8年第4回高松市議会 定例会 6月19日 斉藤修議員 一般質問 

【斉藤修議員】
ライフジャケット着用の普及拡大についてお伺いします。

私はこれまで、令和3年3月議会において、坂出市与島沖で発生した、小学生を乗せた旅客船沈没事故を踏まえ、学校教育におけるライフジャケット着用体験の重要性について質問を行いました。
また、令和7年6月議会では、水難事故防止の観点から、ライフジャケットの普及啓発について質問をし、関係機関と連携した取り組みの必要性を提案したところであります。

その後、香川県では水難事故防止対策強化事業として、学校へのライフジャケットの無償貸与や、体験教室、教職員研修などが進められ、県内各地で水難事故防止教育の充実が図られております。

本市は瀬戸内海に面し、河川やため池も数多く存在するなど、水辺と密接に関わる地域であり、海洋スポーツや釣り、海水浴など水辺に親しむ機会も多いことから、水難事故防止教育は、本市の子どもたちにとって極めて重要な取り組みであると考えます。

本市には、修学旅行中の児童生徒を含む多くの尊い命が失われた、紫雲丸事故という、決して忘れてはならない歴史があります。 また、近年においても、本年3月には沖縄県辺野古において、修学旅行中の高校生らが参加した野外学習の行程中に、海難事故が発生するなど、水辺の安全確保や命を守るための教育の重要性が改めて認識されたところであります。

一方で、ライフジャケットの必要性は理解されつつあるものの、実際に着用を体験したことがある子どもはまだ限られており、学校による取り組み状況にも差があるのではないかと感じております。
そこで、お伺いします。ライフジャケット着用体験や水難事故防止教育など、本市教育委員会の現在の取り組み状況と課題、そして、今後どのように児童生徒への普及を進めていくのか、お聞かせください。

【小柳和代教育長】
ライフジャケット着用の普及拡大のうち、ライフジャケット着用体験や水難事故防止教育など、本市教育委員会の現在の取り組み状況と課題についてであります。

本市におきましては、令和5年度より、ライフジャケット・レンタルステーションを開設し、学校や各種団体への貸し出しを進めており、利用件数の増加から、その有効性や必要性に対する認識は着実に高まっていると捉えているところでございます。

また、県が実施する専門講師による水難事故防止対策講師派遣事業の利用に加え、さらに実施校を増やすため、本年度より本市でも同様の事業を新規に実施するとともに、ライフジャケットの着用について、管理職研修会での周知や、SNS、啓発ポスターによる情報発信を行っているところでございます。

一方で、貸し出し需要に対する数量の不足や、学校の水泳授業の中での活用状況に差が見られるなど、日常的な着用の定着に向けた課題があるものと認識しているところでございます。
次に、今後どのように児童生徒への普及を進めていくのかについてであります。

本市におきましては、現在の取り組みの成果や課題を踏まえ、今後とも教職員研修の充実による指導力の向上や、関係機関と連携した水難事故防止教育の実施を図るなど、児童生徒及び教職員への理解促進と実践の定着を進めてまいりたいと存じます。

また、ライフジャケットの計画的な整備や貸し出し体制の充実を図るとともに、将来的には、学校へ一定数配備することを見据え、クラウドファンディング型ふるさと納税の活用など、多様な財源確保の策について検討を進めてまいりたいと存じます。

教育委員会といたしましては、これらの取り組みを総合的に推進することにより、活用しやすい環境づくりを進めるとともに、ライフジャケットの着用が当たり前となるよう、さらなる普及啓発に努めてまいりたいと存じます。

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