お金があれば幸せになれると思っていた僕が、30代になって気付いたこと
人生の選択肢を増やすための実験記録 #1
お金があれば、人は幸せになれるのだろうか。
昔の僕は、間違いなく「YES」だと思っていた。
しかし30代になった今、その考えは大きく変わった。
お金は幸せそのものではない。
でも、お金は人生の選択肢を増やしてくれるものだと思っている。
昔の僕は、お金が全てだと思っていた
気付けば僕は、「お金を持っている人が成功者なんだ」と思うようになっていた。
スマホを開けば、SNSにはキラキラした生活を送っている人たちがいる。
高級車に乗る人。
ブランド品を身につける人。
美味しい食事や旅行を楽しむ人。
昔の僕は、そんな人たちに憧れていた。
「お金さえあれば幸せになれる」
本気でそう思っていた。
短大を卒業した僕は、地元の町工場に就職した。
学歴もない。
資格もない。
特別な才能もない。
そんな自分にとって、就職できたことは十分ありがたいことだったと思う。
しかし、理想だけはどんどん大きくなっていった。
もっと良い生活がしたい。
もっとお金が欲しい。
そんな気持ちが強くなり、その結果、詐欺に遭ったこともある。
理想を追いかけた先で、人生が止まった
その後も転職を何度か繰り返した。
そして、うつ病を発症した。
最終的には会社を退職することになり、現在は傷病手当金を受け取りながら生活している。
新卒の頃に思い描いていた未来とは、全く違う場所にいる。
正直、昔の僕が今の状況を知ったら、きっと驚くだろう。
「こんな人生になるなんて」
そう思うかもしれない。
失ったものではなく、気付いたもの
しかし、皮肉なことに、人生で一番苦しい時期に、僕は今まで見えていなかった幸せに気付いた。
もちろん、病気のつらさはある。
将来への不安もある。
でも、今の僕は以前より不幸だとは思っていない。
その理由の一つは、幸福のハードルが下がったことだ。
以前の僕は、もっと良いものを持つこと、もっと稼ぐことが幸せにつながると思っていた。
しかし、本を読むようになり、様々な人の考え方に触れる中で、自分の価値観は少しずつ変わっていった。
当たり前だと思っていたものが、実は当たり前ではなかった。
ご飯が食べられること。
身体が動くこと。
安心して眠れる場所があること。
それだけでも十分幸せなことだと、本気で思えるようになった。
特に、うつ病になり、無職になった今だからこそ、日本という国に生まれ、生活できていることのありがたさを実感している。
お金は幸福ではなく、選択肢を増やすもの
では、お金はいらないのか。
僕はそうは思わない。
むしろ、お金はとても大切なものだと思っている。
ただ、昔とは考え方が変わった。
お金は幸せそのものではない。
でも、お金があることで人生の選択肢は増える。
例えば、毎日お腹いっぱい食べるだけなら、安い食材でもいい。
でも、たまには美味しいものが食べたい。
寿司を食べたい。
焼肉を食べたい。
好きな料理を楽しみたい。
その選択肢を与えてくれるのがお金だ。
もっと大きな話をすれば、嫌な環境から離れる選択肢も増える。
嫌な上司がいる。
職場が合わない。
そんな時、お金があれば「辞める」という選択を取りやすくなる。
人間関係の悩みは難しい。
他人を変えることはできないからだ。
だからこそ、自分が環境を変えられる力を持つことは大きいと思う。
昔の僕は、お金があれば幸せになれると思っていた。
今は違う。
お金は幸せそのものではない。
でも、お金があることで人生の選択肢は増える。
食べたいものを食べる。
行きたい場所へ行く。
嫌な環境から離れる。
新しいことに挑戦する。
その選択肢を持てることこそが、お金の本当の価値なのだと思う。
だから僕は、幸せになるためだけではなく、
人生の選択肢を増やすために、お金を稼ぎたい。
30代からの人生再設計。
これから僕の人生で、どんな選択肢を増やしていけるのか。
その過程を、このnoteに記録していこうと思う。
