泣きながら、生きてきた夜から。―noteで小説を始める理由
満員電車の中で、突然、涙が止まらなくなった。
誰かに何かを言われたわけじゃない。
ただ、心が、壊れてた。
これは、僕自身の話です。
けれど、もしかしたら“あなた”の話だったかもしれません。
これまで僕は、このnoteで副業やFIRE、
家族との時間について発信してきました。
ありがたいことに、
想像以上に多くの方に読んでいただき、
今では「共感した」「励まされた」と言ってもらえることも増えました。
note開始3カ月経った今、
フォロワーさんは2600人を超えています。
でも──
ちゃんと触れてこなかったことがあります。
「働けなかった時期」
「人に迷惑をかけてしまったと思い込んでいた日々」
「何もしてないのに涙が出てしまった夜」
見た目には何事もなさそうな社会人として、
普通に生活している“ふり”をしながら、
心がどんどん壊れていく感覚。
あの時、
誰にも気づかれないように、一人で泣いてた日々を、
僕はずっと胸の中にしまってきました。
なんだか、
自分に嘘をつきながらnoteを投稿している感覚が
嫌になり、今回、その時間を描くことにしました。
それは、
「ようやく向き合えるようになったから」かも
しれません。
あるいは、
「同じような思いを抱えている人に、
届いてほしい」と思ったからかもしれません。
noteをはじめて、自分を見つめなおす時間が増えて、
たしかに、変化が起きています。
これは、
双極性障害とともに過ごした僕自身の記録であり、
社会の中で“普通を演じていた”ひとりの物語です。
全15話ほどの連載として、
少しずつ投稿していきたいと思います。
物語はすでに終わっているけれど、
今もどこかで、
同じように踏ん張っている誰かの背中に、
そっと寄り添うものになればと思っています。
もしあなたが、
漠然とした不安や痛みを抱えているなら
人の前で涙を流すことができないでいるなら
誰にも言えない苦しさを飲み込んでいるなら
手に取ってみてください。
▶︎第1話を読む:「電車の中で泣いている大人を、君は見たことがあるか」
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