2020年ジェンスンファンとバフェットが見ていた未来ーそして2030年に向けて
2020年──
世界は、
「コロナ後に経済はどうなるのか?」
を議論していた。
しかし本当に重要だったのは、
その先に来る
AI革命の世界
だった。
そう。今現在の話である。
そして、少なくとも
その未来を先に見ていた2人がいた。
Warren Buffett と
Jensen Huang だ。

株式市場とは「未来の構造」を映す鏡だ
多くの投資家は、
現在のニュース
現在の景気
現在の業績
を見ている。
しかし本当に重要なのは、
「株式市場の奥に、次の時代構造を見ること」
だ。
なぜなら巨大相場は、
未来の産業構造を先に織り込む。
つまり、
私たちは今現在の株式市場を通じて、
2030年の世界を見通す必要がある。
今振り返れば、
2020年は、
AI革命が起こるまさにその転換点だった。
ジェンスン・ファンは「現在のAI革命」を見ていた
2020年の NVIDIA は、
まだ現在のような“AI帝国”ではなかった。
市場の認識は、
GPUメーカー
ゲーム会社
AI期待株
程度だった。
しかし内部では、
すでに
CUDA
GPU並列計算
AI学習基盤
スーパーコンピュータ
AIデータセンター
という、
「AI時代のOS」
が完成していた。
さらに2020年、
NVIDIAは
A100 GPU
を投入する。
これは後に、
ChatGPT
LLM
AIクラウド
AIデータセンター
の中核になった。
さらに、
Mellanox Technologies を買収し、
GPUだけではなく、
通信
ネットワーク
高速接続
まで押さえ始めた。
つまりジェンスン・ファンは、
2020年時点で、
「AIは世界最大のインフラになる」
ことを理解していた。
彼は2020年の中に、
今のAI相場を見ていたに違いない。

一方、バフェットは「AI時代の資源覇権」を見ていた
同じ2020年、
Warren Buffett は、
日本の5大商社へ巨額投資を行った。

当時、多くの投資家は驚いた。
なぜなら、
世界はGAFA中心の時代であり、
商社は、
「古い産業」
と見られていたからだ。
しかし今振り返ると、
商社が持っていたのは、
LNG
銅鉱山
石油
発電
海運
食料
インフラ
だった。

つまり、
AI時代に必要になる
「リアル資産」
そのものだった。
AI革命は、
単なるソフトウェア革命ではない。
実際には、
GPU
データセンター
冷却設備
送電網
発電所
を大量に必要とする、
“電力消費革命”
だ。
つまりAI革命の本体は、
「電力・資源・インフラ革命」
でもある。
だからこそ、
2020年の商社投資は、
単なる高配当投資ではない。
「現在のAI相場」に対する投資
だった。
バフェットもまた、
2020年の中に、
今現在のAI革命を見ていたと考えている。
2人は別方向から「同じ未来」を見ていた
Jensen Huang は、
AI半導体
AIデータセンター
AI計算能力
を見ていた。
一方、
Warren Buffett は、
LNG
銅
発電
資源
インフラ
を見ていた。
しかし実際には、
この2つは完全につながっている。
なぜなら、
AI革命が進めば進むほど、
世界は、
電力
LNG
銅
原子力
冷却
送電
を必要とするからだ。
2020年は「AI革命の起点」だった
NVIDIA → AIインフラ
Microsoft → AIクラウド
商社 → 電力・資源
世界 → サプライチェーン再編

2020年を境に
「AI × 電力 × 資源 × 地政学」
が大きく変わった。
そして、
Warren Buffett と
Jensen Huang は、
少なくとも2020年時点で、
その未来を見ていたことになる。
習近平 × トランプ会談
明日5月14日に迫る、
米中首脳会談。
ここで興味深いのは、
単なる外交会談ではない点にある。
米国側には、
巨大テクノロジー企業と巨大金融資本の中枢が同行する。
Elon Musk
Tim Cook
Boeing
Goldman Sachs
Blackstone
BlackRock
Citi group
Meta Platforms 幹部陣
つまり今回の会談は、
単なる政治イベントではない。

「国家 × AI × 資本 × インフラ」
が統合される瞬間だ。
どうやら米中によるAI時代の新しい国際秩序づくり
が始まるようだ。
2030年の未来の重要なキーマンは
トランプと習近平である。
株式市場のテーマが大きく変わっていく可能性がある。
しばらく
米国AIハイテク
中国のAIハイテク
そして
日本の株式市場の
変化を追いかけていこうと考えている。

明日を機に、米中冷戦2.0がスタートする可能性がある。
2030年に向けた新しい国際秩序を考察していこう。

