ダブル台風の影響+地震でドキドキしながらも、「大地震」の読みについて考えた
先ほど震度4くらいの地震に襲われました。
震度4でもけっこう揺れました。
震度5以上の地域の方々は大変な恐怖を感じられたと思います。
もういつ南海トラフ地震が起こってもおかしくない状況。
避難袋、中身が古いままなので、新しいものに入れ替えて、なおかつ水のストックとかしなくては。
さらにダブル台風(ひとつは温帯低気圧に変化)が近づいています。
そのうえ、昨日から体調も崩していて、先ほどから寝込んでいました。
「noteの記事を作らないと連続投稿が途切れてしまう…」
と思いながら寝ていたのですが、飛び起きてしまい、緊張感からか頭が変に冴えてしまいました。
そして「大地震」って、読み方がいつの頃からか、
「だいじしん」から「おおじしん」に変わってない?
と、ふと思いました。
こういうときにAIは頼りになります。
Claudeは、必ずきっちりとした資料にあたるような設定にしてあるので、それほど大きな間違いは犯さないと思います。
で、「大地震」の読み方。
「おおじしん」が本来の読みでした。
ところが、近年「だいじしん」という読み方が世間に広がりました。
阪神・淡路大震災後(1995年/平成7年)のNHK調査では回答者の8割近くが「だいじしん」と読んでいたそうです。
その間もNHKをはじめとするマスコミは一貫して「おおじしん」という読み方で報道していました。
想像するに、ニュースを見聞きしている庶民にしてみれば、「おおじしん」か「だいじしん」かなどはどうでもいいことだったのでしょう。
とにかく大変な災害が起こったという事実の方が衝撃的で、漢字の読み方どころではありません。
庶民中の庶民である私もあまり気にしませんでした。
境目になったのが、2011年(平成23年)の東日本大震災。
あれだけの大災害です。
報道機関も頻繁にニュースを流します。
そこで「おおじしん」という言葉が多用されました。
その頃から、世間でも「おおじしん」という読みが広がっていきます。
つまり、本来の読みへの回帰です。
ややこしいのは、地震学での地震の規模を分類する用語です。
規模によって「大・中・小・微小」という語を「地震」の頭につけます。
そして「M7以上の地震」は「大地震」と書いて「だいじしん」と読みます。
結局、「おおじしん」も「だいじしん」も間違いではありません。
言葉って、慣用的に使われているうちに変わっていくものですし、多くの人が使って、それが定着すれば「正解」となりますしね。
たとえば、昔は「そうなんですか」と言っていた場面で、
現在は「そうなんですね」と言う方がふつうになっています。
少なくとも一定の年代以下では。
ついでに、「秋田犬」と「松阪牛」の読み方も気になってAI調査。
「秋田犬」は「あきたいぬ」が正式な読み。
1931年(昭和6年)に日本犬として初めて国の天然記念物に指定された際の文化庁のふりがなが「あきたいぬ」。
地元の保存会も「あきたいぬほぞんかい」、現地の人も「あきたいぬ」と呼びます。
ところが首都圏など県外で「あきたけん」が広まってしまいます。
1990年のNHK調査では、回答者の95%が「あきたけん」と読みました。
「あきたいぬ」と読んだ回答者は4%のみ。
(おそらく他の1%は、それ以外の読み間違いでしょう。)
実はマスコミも「あきたけん」と読んでいたようなのですが、現在では「あきたいぬ」に回帰しています。
ただし、NHKの基準では、「あきたいぬ」がデフォルトだけれど、「あきたけん」も許容範囲という扱い。回帰への過渡期のようです。
松阪牛も本来は「まつさかうし」。
濁って「まつざか」はNG。
しかし、「まつさかぎゅう」という読み方が慣用的に広がります。
転機となったのが、2007年2月に松阪牛協議会などが「松阪牛(まつさかうし)」「松阪肉(まつさかにく)」を商標登録したこと。
あくまで登録商標なので、慣用的な「まつさかぎゅう」も間違いではないというのが三重県と松阪牛協議会の見解。
ということで、三つの言葉はいずれも二つの読み方のどちらも間違いではないという結果。
大地震→おおじしん、だいじしん
秋田犬→あきたいぬ、あきたけん
松阪牛→まつさかうし、まつさかぎゅう(ただし「まつざか」はダメ)
テレビニュースでは、この時間にもかかわらず対応に追われる高市首相が会見をしていました。
そんな状況なのに、こんな記事を書いていていいのだろうか?
と思いましたが、庶民は災害に対しては備えることしかできません。
あとはふだん通り生活するしかありません。
私にとっては、noteの記事投稿も「ふだん通り」のひとつ。
そういえば、先ほど「こんな記事を書いていていいのだろうか?」と記しました。
デジタル機器に文章を入力することも「書く」と表現していいのでしょうか?
それとも、「こんな記事を入力していていいのだろうか?」の方が正確?
言葉は慣用的なものなので、デジタル機器であっても「書く」という言葉を使ってもいいのかな?
言葉についての疑問は後を絶ちません。
