閻魔大王と地蔵菩薩
ー二つの祈り、ひとつの光ー
🪷はじめに
今日は、閻魔大王と深く結びつくもう一つの御真言、
『オン・カカカ・ビサンマエイ・ソワカ』についてお話します。
この御真言は実は、、、
地蔵菩薩の御真言として知られています。
でも私は幼い頃から、
この御真言を自然と口にしていた。
そして不思議なことに、
閻魔大王の前に座ったとき、
この御真言を御住職と一緒に唱えていました。
🔯幼い日の記憶に刻まれた響き
私は2歳の時からこの真言を耳にして育ったと聞きました。
小さな頃、通ってた保育園にお地蔵さんがいました。
その前に立って、子供ながら、
『オン・カカカ・ビサンマエイ・ソワカ』を唱えていました。
今思えば、めっちゃ素敵な教育やったと思います。
釈迦さんの縁日には、花まつりがあり、
甘茶をあげましょ、ささげましょ。(間違ってるかも。うる覚え。笑)
こんな歌を歌いながら、お釈迦さんに甘茶をかけていた。
その日に飲む甘茶がめっちゃ苦手やったのも覚えている、、、、笑
その当時は何の歌を覚えてるかなんかわからず、
御真言の音とリズムを覚えていた。
その響きが今も、心の奥底で息づいています。
🕯閻魔大王と地蔵菩薩==一体の存在
日本では古くから、
閻魔大王と地蔵菩薩は『二尊一体』として祀られてきました。
・閻魔大王は『裁きの王』
・地蔵菩薩は『救いの母』
亡くなった人が地獄へ堕ちぬよう、
地蔵菩薩がその魂を弁護する。
そんな民間伝承が数多く残っています。
閻魔は”真実を映す光”
地蔵は”その光に包む慈悲”
その両方が揃って、
はじめて『魂の浄化』が起こるのです。
🔥『オン・カカカ・ビサンマエイ・ソワカ』の意味
オン…宇宙の根源の響き
カカカ…日の三段階(身・口・意)を清める音
ビサンマエ…尊い存在と出会う・目覚める
ソワカ…成就あれ
この真言は、”火”の音をもって”慈悲”を呼び起こすもの。
閻魔大王の炎が『裁きの火』であるなら、
地蔵菩薩の火は『抱きしめる火』
外を焼く炎と、内を温める炎。
その両方があってこそ、人は”光”に還る。
👁🔥火の王と地の母
閻魔大王と地蔵菩薩は、表裏一体の働きを持っています。
・閻魔は『火』を司る者。
闇を祓い焼き、真実を映す。
・地蔵は『地』を司る者。
焼かれた魂を包み、癒し、再び芽吹かせる。
火と地、陽と陰、破壊と再生。
この二尊は、
”宇宙の陰陽”そのものなのです。
🕊閻魔大王の炎の奥にあるもの
閻魔大王の怖さ、厳しさ。
それは決して恐怖ではなく、愛を通すための力強さ。
そして地蔵菩薩の優しさ、静けさ。
それは弱さではなく、すべてを包み込む強さ。
だからこの二尊が並ぶと、
場の空気が異次元に変わるのです。
一方が『真実を照らす光』なら、
もう一方は『その光に温度を与える炎』
その両方を合わせて、”魂が再び動き出す”。
🪞魂の鏡としての真言
私は必ず参拝に行った時には真言を唱えます。
お寺によるけれど、御本尊の横に御真言が書いてあります。
唱えるたびに、自分の中から温かい熱を感じて、
整っていくようなエネルギー。
皆さんもお寺参拝する際は、御心真言を唱えてみてください。
閻魔さんの前でもそう。
自分の中の影のようなものが浮かび、
身体の中に光が入ってくる。自分のエネルギーと調和する。
それはまるで、
閻魔大王が持つ”浄玻璃の鏡”が自分の胸の中にある感覚。
その鏡に映るのは、
罪でも罰でもなく、自分の真実です。
🌕それぞれの真言、それぞれの火
仏尊・真言・意味
・地蔵菩薩⇨慈悲、救済、再生
『オン・カカカ・ビサンマエイ・ソワカ』
・閻魔大王⇨真実、裁き、導き
『オン・バサラ・モタナバ・ソワカ』
・不動明王⇨煩悩を焼く、守護
『ノウマク・サンマンダ・バサラダン・カン』
この三つの炎は、『抱く、映す、焼く』
それぞれ異なる働きを持ちながら、
最終的にはひとつの光へと還っていく。
それが”火の曼荼羅”です。
✴️結び
幼い頃に学んだ真言。それが時を経て今、いろんなことに気が付かせてもらっている。
あの口ずさんでいた言葉が、閻魔大王と地蔵菩薩と繋がっているなんて思いもしなかった。
調べることもしなかったし、忘れてた。。笑
でも今ならなんとなくだけれど、わかる。
あの『カカカ』という火の響きは、魂を目覚めさせる音だったのだと。
火は裁きではなく、導き。
炎は、恐れではなく、再生。
そして真言は、
”自分の中の光”を呼び覚ますための鍵。
近年、寺社参拝する方が多くなってきています。
私も年間300寺社を超える参拝をしています。
なぜ、そんなに参拝するのか?とよく聞かれます。笑
そらそうですよね、、、
一つは、好きな神仏がいるから。
今でいう推し活に近いのかも、、、
もう一つは自分の心身をニュートラルにする場所だから。
最後にこれが一番なのだけど、、、
大事な場所、素敵な場所を後世に残していきたいから。
そんなことを思いながら参拝していると、
年々、寺社参拝の数が増えていく、、
一度行くと必ずお礼参りに毎年行くようにしているから。
ただ、お願い事をするのではなく、
自分の心、身体を整えるという意味でも
御真言を唱えてみてください。
必ず仏尊は手を差し伸べてくれます。
あなたの好きな仏尊はどなたですか??
知っていくともっと心に響く参拝になりますね。
またあした。
