見出し画像

天河大辨財天社(天河神社) 奈良県


天河大辨財天社(天河神社)

◉天河大辨財天社について

奈良県天川村にある「天河大辨財天社(天河神社)

”呼ばれた人しか行けない神社”とも言われているほど、
不思議なご縁で導かれるように訪れる人が多い場所です。
古くから芸能や音楽、そして”表現する人”を守護する神様として知られ、
本殿の奥には五十鈴が祀られています。
その澄んだ鈴の音は、まるで現実と霊的世界を繋ぐ”あわいの音”のよう。

訪れると、時間の流れが緩やかになって、
自分の中の”音”が静かに調律されていくのを感じます。

 

天河大辨財天社(天河神社)

◉天河大辨財天社の由緒

天河大辨財天社の起こりは、飛鳥時代にまでさかのぼります。

修験道の祖・行者者が大峰山を開山した際、
蔵王権現に先立って勧請され、霊峰・弥山の鎮守して祀られたのが始まり。

その後、天武天皇の御代に現在の坪内の地に社殿が建てられ、
吉野総社としての格式が定まりました。

弘法大師空海もこの地で修行を重ねたと伝えられ、
唐から持ち帰った密教法具「五鈴」や自筆の「法華経」、
そして真言密教の象徴「あ字観碑」など、
今もなお、大師ゆかりの遺宝が残されています。

古文書には「日輪天女降臨の太柱が立つ」と記され。
天と地を繋ぐ光の柱が立ちのぼる瞬間を示すといわれています。
天河大辨財天社は「大峯第一・本朝無双」とも称され、
古くから高僧や門跡が参籠し修法を行った聖地。
弁財天の根源ともされ、今も”音と光が交わる場所”として人々の魂を
静かに照らしています。


天河大辨財天社 御本殿

◉天河大辨財天社の御祭神

主祭神は「市杵島姫命」

弁財天としても知られ、音楽、芸術、智慧、水を司る神様です。

また、熊野権現との深い繋がりもあり、
天川の地そのものが”水と音の神域”。
まるで山々全体がひとつの大きな楽器のように、
風邪や光とともに響いています。


◉天河大辨財天社の御利益

天河の神様は”芸能の神” ”音の神”として有名です。

しかし、実際に行ってみると、それ以上の深さがあります。
心の中にある”ざわめき”が静まっていくような、
本来の自分のリズムに戻っていく感覚。
まさに、”魂のチューニング”の場所です。

焦りと不安がすっと整い、
自分の中に眠っていた”祈りの音”が
また鳴り始めるような、そんな不思議な場所です

◉天河大辨財天社の感想

思い返せば、、、、。。。

天河大弁財天に初めて参拝したのは、12年前のこと。
それ以来、年に2〜3回ほど足を運ぶようになった。

不思議と「ふと行きたくなる場所」で、
本殿のくらがりに身を置くと、気づけば1時間ほど静かに過ごしてしまうほど、心が穏やかに整う場所。

いまでは、「神社=パワースポット」「金運アップ」などの目的で参拝する方も増えていますが、
私は“何かを得るため”というより、心を落ち着かせるために訪れてほしい場所だと思っています。

山や川の流れを眺めながら、
ふっと一息ついて、自分を労(ねぎら)う時間。
そんな穏やかな時間を感じながら、心の奥に静けさを戻してくれるように感じる場所。
昔の人は、この地で何を見て、何を感じていたのか?
そんな事を感じながら過ごして生きていきたい。

いいなと思ったら応援しよう!