活躍の場を作る。
私は、小学校で指導教諭をしています。
教師と保護者の2つ視点から、
『家庭でもできる教育の一工夫』を発信しています。
荒れに荒れている子が…。
私が勤める学校では、今、5年生が荒れています。
授業妨害をしたり
暴言暴力を吐いたり、
人に迷惑になる行動を繰り返したり、
そんな子が複数人いるのです。
そのせいもあってか、
クラス全体が落ち着かないのです。
さて、そんな子どもたちが、
活躍する場がこの時期にあります。
就学時健康診断と言って
来年の新1年生の健康診断を学校で行うのです。
5年生の子どもたちは、
新6年生(最上級生)として、
学校代表して、仕事をする機会があるのです。
6年生に向けた第一歩です。
日ごろの生活態度から多くの先生に心配されていましたが、
就学時健康診断の当日になると、
どの子も張り切って働いていたのです。
普段とは違う様子で、子どもたちに関わる様子が多く見られました。
その働きぶりに、多くの先生が関心をし、お褒めの言葉を送っていました。
子どもたちもまんざらでは無い様子でした。(*^_^*)
お兄さん、お姉さんとして振る舞うこと、
学校の代表として働くこと
このような、
「出番と場」があることで、
子どもたちはまた一段と成長するのだと感じました。
家庭でもできる、活躍の場の作り方
では、家庭では
出番と場をどのように用意したら良いでしょうか?
①地域の行事に参加する。
まずは地域の行事に参加することをお勧めします。
最初から役割をもらえるわけではありませんが、
何度か参加しているうちに、
受付をしたり、準備や片付けを手伝ったりする機会を得ることができるでしょう。
不特定多数の人と、公の場で接する経験は、
貴重な学びの場になるでしょう。
②児童館、公民館のイベントに参加する。
児童館や公民館のイベントに参加するのもオススメです。
参加してみるとわかるのですが、
いろいろな学年の子が集まっているため、
下の子の面倒を見る場も与えられるのです。
一緒に遊ぶこともあるでしょう。
そういう中で、自分が仕切ったり教えたり、手伝ったりする機会を得ることができるのです。
③小さい子と遊ぶ機会を作る。
先程の話と重なりますが、
親の友達、家族と遊ぶと言う方法もあります。
もしその家族に自分より小さい年の子がいたら、お兄さんお姉さんとして振る舞うようになりますよね。
家ではできない経験が遊びを通してできるのです。
④〇〇会を企画する。
家族の中でも、
出番と場を作ることができます。
誕生日会、
祝勝会など、
ちょっとした記念日を利用して、
イベントを企画するのです。
例えば、誕生日会なら、
ケーキの切り分けをお願いねとか
プレゼント交換の演出を考えておいて。
など、その子が中心となって、仕切る場を用意するのです。
周りの家族はお客さんのように見守ります。
これは我が家でもよくやる方法で、子どもが生き生きと動く姿が見られますよ。
⑤〇〇大臣に任命する。
お手伝いの中でも活躍の場を作り出すこともできます。
この家事の仕事は、あなたが中心となってするのだ!と言う仕事を1つ決めるのです。
小さい年齢なら、お箸を用意する。お箸大臣。
少し年齢が上がるとご飯を装うご飯大事。
お盆を使ってせっせと運ぶ。お盆大臣。
などなど、
工夫を凝らして活躍の場を設けるようにするのです。
このようないろいろな方法で、小さいうちから
子どもに
出番と場を用意する。
ことを意識してみてはどうでしょうか?
最後に…。
さて、こういう仕事をするときに、
ものすごくやりたがらない方があります。
私はそういう子を見ていると、
頑張って働いても認められた経験が少ないのかな??
と思ってしまいます。
働いて周りの人が喜んでくれるという経験は、次の働く場への意欲につながるのではないでしょうか?
もし、お子さんが何かで働いて周りの人を手助けしたのなら、しっかりと喜び分かち合ってみてはどうでしょうか?
