子供と「デリバリーごっこのおもちゃ」を工作したら斜め上のものが完成した
子供が幼児雑誌の広告を見て「デリバリーごっこのおもちゃを作りたい!」と言い出しました。
こんなおもちゃです。ミニチュアの料理をおかもちに入れ、スクーターを手で押し遊ぶのでしょう。

この時、私が思ったのは「実際の商品におもちゃに近いものを作れば子供はきっと喜ぶに違いない!」ということでした。
早速、ワクワクさん(くぼたまさとさん)の工作を真似して、 ペットボトルの蓋(タイヤ用)と牛乳パック(車体用)を使い、スクーターを作り始めました。
そうこうしていると子供が「料理をのせる紙皿が欲しい!」と言ってきました 「えっ、どうして?」と思いました。
なぜなら紙皿のサイズは、私が作っているスクーターで運ぶには、明らかに大きいサイズだからです。

話が飲み込めないものの紙皿を渡しました。すると子供は紙皿の上に、料理を一生懸命作り始めました。
どういうことだろう?と思っていると、今度は自分が中に入れる大きさの段ボールを物置から持ってきました。??
ここでようやく、子供が何を考えているのかわかりました。
子供は売っているのに近いおもちゃで遊びたかったのではなかったのです。
実際に自分がスクーターを運転し、実際の大きさの皿を運んで配達する遊び、をしたかったのです。
子供の考えはわかりました。しかし、私の工作力では子供が乗れるような車を作ることはできません。
とはいえ、ここで無理だと投げ出してしまうのも、何だかしゃくです。
そこでこんなのはどうかな?と子供と相談しながら、最終的にできたのがこちらです 。

商品を運ぶための「おかもち」は作るのが大変なので、ビニール袋にしました 。ハンドルを付けたのは子供のアイデアです。
電車ごっこの要領でダンボールの中に入って料理を運び遊びます。注文用のタブレットだけは、広告の写真を取って印刷し、商品に近いものを作りました。
はじめに想像したのとは全く違う工作ができてしまいました。しかし、子供は 車を運転して料理を配達する遊びができ、満足したようです。
今回驚いたのは、工作をどう作るか、子供と相談しながら話が進められたことです。
まさか、4歳の子供と相談しながら、欲しいもの段々完成していく経験ができるとは。思ってもみませんでした。
もし「実際に売っている商品に近いものを作れば子供は喜ぶに違いない」という最初の発想にずっとこだわっていたら・・。
ここまで楽しそうに遊ぶ子どもの姿を見ることは、できなかったと思います。
私にとって、この一連の流れは私にとってかなり衝撃的でした。
幼い子供というのは親が思っているよりも、自分なりの考えを持っている。それをサポートするだけでいいものなのかもしれない。そう思いました。
もちろん教えなくてはならない場面はあります。必要なことは教えつつ、子供が持っている良さをいかに守るか。これが子育ての肝なのかもしれません。
蛇足ですが、広告を良くみると、おもちゃと遊んでいる女の子が、同じ位の大きさでレイアウトされていました。
もしかすると、これを見た子供が自分がスクーターを運転しているイメージを持つことを狙って、このようにデザインされているのかもしれません。
この記事のように毎回上手くいくわけではありません。この裏で10倍くらいは失敗しています。
子供の話をきちんんと聞けなかったら、すぐに気持ちを切り替える。そして、このような楽しい思い出を増やしたいと思います。
最後までお読みいただきありがとうございました。
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