3回目の集中内観体験記【内観療法】なぜもう一度内観を行ったのか?効果はあったのか?
「集中内観(内観療法)」という、過去の自分を振り返る体験を通して、私の人生は大きく変わりました。
悩みを抱えている方が、この投稿で内観を知り、なにかの参考になればうれしいです。
すでに内観の体験がある方にもぜひ読んでいただければうれしいです。
はじめに
これまでに複数回、「集中内観」を体験してきました。
この記事ではは3回目の集中内観体験について書きます。
10年以上前の体験のため、特に記憶に残っている部分を中心にまとめます。
「内観」と聞くと、一人で自分を振り返る行為をイメージする方が多いかもしれません。
私の体験した内観は「集中内観」「内観療法」とも呼ばれる、施設に泊まり込みで行う、非日常的な自己洞察の手法です。まずはその概要から説明します。
集中内観(内観療法)とは
1週間すべての時間を使って過去の自分を調べ、自分を知る方法です。
その間、読書やスマホの使用は禁止となります。ある種、極限状態の体験と言えます。
これを1人で行うのは普通は無理です。そのため、内観を行うための施設、内観研修所があります。
もう少し詳しい、内観(集中内観 )のやり方は次の通りです。
内観は吉本伊信先生によって創始された自己洞察法(精神療法)です。内観研修所と呼ばれる施設に1週間泊まり込み、情報を遮断した状態で行います。読書やスマホは禁止となります。
研修所につくと、やり方の説明を受けます。
その後、屏風を立てた半畳のスペースにこもり、決められたルールに従って過去の自分を調べます。
決められたルールとは、相手と期間を決め、その相手に
①していただいたこと、
②して返したこと、
③迷惑をかけたこと、
の3つの観点で自分を調べる、というものです。
調べていると1~2時間おきに、面接者と呼ばれる方が来ます。そこで、その時間に調べた内容を報告します。
報告は例えば
「今の時間、母親に対しての0歳から6歳までの自分について調べました。」
「していただいたことは、保育園におんぶして送ってくれました。」
「して返したことは、買い物の袋を持つのを手伝いました。」
「迷惑をかけたことは、ふざけて料理に洗剤を入れようとし困らせました。」
のように行います。
そして次の時間に何を調べるかを伝え、1回の面接が終了となります。
(していただいた事は、感謝しているかとは切り離して考えます。一度でもご飯を作ってもらえば、していただいた事として答えることが可能です。)
面接者の方は全身全霊を傾けて報告を傾聴してくれます。しかし、報告内容に対する質問やアドバイスは、基本的に一切ありません。
この流れを繰り返し1週間を過ごします。
食事は研修所で1日3食、用意してくださいます。
入浴の時間も1日1回あります。
朝は研修所の掃除をする時間があります。その他の作業は、内観をすること以外にありません。
1週間が終わると、その週の参加者が集まって感想を簡単に話す座談会があります。これで研修が終了となります。
3回目の内観に行こうと思った動機
当時、仕事の事情で、いわゆる一般的な転職とはことなる経緯で別の会社で働くことになりました。湧き上がる不安をなんとかするため、私は2回目の内観に参加しました。
内観後は気持ちが落ち着き、まずは新しい環境にとびこんでみよう、と、いう気持ちになることができました。
ところが、現実は私の想像以上のものでした。
(ここでは詳しく書くことができませんが、当時、自分に何が起きているのかわからないし、その気持を、立場上誰にも話してはいけないと思い込んでいました。今の自分であれば、私〇〇なんですよ、と周囲に自分の事情を正直に話したと思います。当時の自分に、それはできませんでした。)
悩み続けた私の頭に再び浮かんだのは、内観でした。調べてみると年末年始休みの1週間で参加できる、特別集中内観というものが、瞑想の森内観が研修所で開催されることがわかり、すぐに申し込みました。
1回目の内観から2回目の内観に参加するまでの期間は2年半近くありました。しかし、今回は2回目の内観から、1年も経っていません。
「1年前に同じことをやったのに、新しい気付きは得られるのか。」
「内観を2回もやったのに、まだ人生がうまくいかない自分が恥ずかしい。」
「今までの内観のやり方がまずかったのだろうか。」
このように、迷いはありました。それでも、もう一度内観をしようとのは、他に方法が見つからなかったというのが正直一番大きかったです。
通常の集中内観と特別集中内観の違い
内観の方法自体に、両者違いはありません。
通常は面接者は内観研修所のスタッフの方のみです。一方、特別集中内観は、内観経験の深いカウンセラーや精神科医、様々な心理の専門家の方達が面接者として参加されます。
また、開催時期がGW、お盆、年末年始のため、参加者が多い(20-30名)のも特徴です。
ただ、繰り返しますが、内観の実施方法自体に違いはありません。ですので、参加できるタイミングで参加すれば良いと思います。
内観をした感想(3回目)
開始から2日、3日までは日常と変わらないような気持ちの状態でした。これまの内観と同じく、5日目くらいから、日常とは違った生活に心身が慣れてくるのを感じました。
最終日の座談会では、気持ちが落ち着いていることをはっきりと自覚できました。日常の生活に戻っても「なんとかなるだろう」と思える状態になっていました。
これまでの内観では、自分が面接者に何を話したか、ほぼ全て覚えていました。(自分でも今でとなってはおかしいと思いますが)同じことを喋ると面接者に怒られるのではないか、などと心配をしていました。
この特別内観では複数の方(5~10名)が面接をされました。そのためか、誰に何をしゃべったまでは覚えていられなくなり、結果的に、以前の面接で何を話したか、気にしなくて良いと思えるようになりました。私にとってこれは大きな変化でした。
3回目の体験でもは効果があるのか、と不安は大きかったですが、終わってみると、来て良かったと清々しい気持ちで、研修所を後にしました。
これまで内観を経験した方でも、なにか悩みがあるのなら、もう一度体験してみる価値はあると思います。
座談会のときには、断食で内観をされた参加者もいると知りました。その方は宿便を見たかった、と冗談まじりに話をされていました。
この方の話をきっかけに、次回4回目の内観では、断食で内観をすることになります。
今後、4回目の集中内観の体験記も記事にする予定です。
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最後までお読みくださり、ありがとうございました。
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