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子供との工作が自分を育てなおしてくれた

年末年始、子供達が家で過ごす時間が増える。テレビばかりみせて過ごさないようにしようと、幼児向けの雑誌を買った。

これがいけなかった。子供が興味を持ったのは本の中身ではなく、広告のおもちゃだった。

もうすぐ寝る時間なのに「アンパンマンの炊飯ジャーが欲しい!」と言い出し大騒ぎする事態になった。


クリスマスにおもちゃを買ったばかりである。わがままを言えば何でも買ってもらえると思われてはいけない。

「買わないよ!」と何度も言い聞かせた。しかし、全く聞いてくれない。

子供の言い分もエスカレートし「買ってくれないとお腹が痛くなる!」言い出す始末。

「一旦落ち着こう」と自分に言い聞かせ、話を聞いた。すると、炊飯ジャーを一緒に作るのでも良い、ということがわかった。

「それなら明日の朝、一緒に作ろう」と言うと子供はようやく落ち着き、寝てくれた。


ふとんの中で、子供と一緒に作るにはどうしたら良いのか考えた。

全部自分でやるほうが、ずっと楽である。子供が一人で出来るのは飾りつけの部分だけだろう。それ以外は準備しておく必要がある。

少なくとも1時間はかかりそうだ。

1時間以上時間があれば、どれだけ多くのことができるだろう。A4メモ書き(※)なら何十枚もできる。進んでいなかったnoteの下書き記事も、かなり進むだろう。

なんとも言えない気持ちで眠りについた。

※A4メモ書き:赤羽雄二さんが提唱する1枚1分で頭に浮かんだことを書き出すメソッドのこと


翌朝一緒に作ったのがこちら。所要時間は思ったとおり1時間以上かかった。クオリティは・・・。でも子供は喜んでくれた。

ジャーの中の紙はご飯のつもり。紙はA4メモ書き用に買ったもの。




これだけ時間があれば、どれだけ自分のやりたい事ができただろう。昨日はそう考えていた。

ところが、完成したときの気分は全く違っていた。なんとも言えない充実感があった。

読書などしている時と違い 、子供は工作をしている自分に対し、邪魔は一切してこなかった。

自分が工作をしている間、子供とそれほど会話はしなかった。でも、どこかうれしそうだった。

子供はどうしてもおもちゃが欲しかったわけではないのだ。 結局 、父親と一緒に何かしたかった。父親に自分を見ていてほしかったのだろう。 

自分自身が子供の頃を思い返す。もし、父親がこのように一緒に工作をしてくれたら。やはりうれしかっただろう。

工作後の充実感は何だったのか。夢中になって工作をしていたのは、子どものためだけだったのか 。

実は、 子供時代の自分に向けても 工作を作っていた気がする。

「子育ては自分育て」、という言葉がある。 この工作も自分育ての一貫だったのかもしれない。


作り終わって、子どもたちとままごと遊びをする。

子どもたちも、そして自分も、この炊飯ジャーのごはんをたべて、健やかに育っていけますように。

さあ、今日もにぎやかな一日の始まりだ!!


最後までお読みいただきありがとうございました。







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