コーチング 学び③ コーチ・エィアカデミアのモジュールF06からF08までの学び
コーチ・エィアカデミアでの学びの様子を綴っています。
前回につづき、今回はF06-08までの学びについて書いてみたいと思います。
F06-F08
F06 質問をするということ
コーチングにおける会話の基本は質問。このモジュールでは質問の意義を考える。
質問とは、相手の「安定」を「崩す」こと。
質問を作るには、軸がある。
・時間の軸
・人の軸
・状況の軸
・場所の軸
「もし、あなたが上司だったら」、「もし与えられた時間が半分だったら」、「いま、この状況のあなた自身は、第三者にはどうみえるか?」。
また、効果的に質問をするためには、8つのポイントがあるのですが、たぶん、クラスコーチが強調していた最重要ポイントは、「練習すること」なんじゃないかと思います。
オープンクエスチョンとクローズドクエスチョンについてもあつかいます。コーチングカンバセーションのメインとなる質問は前者ですが、後者も使いよう。
質問にはチャンクがあります。概念の具体性の度合いで、質問の効果はかわるとのこと。
もっとも勉強になったのは、組織のコミュニケーションを活性化するには、「問いの共有」が効果的だということ。
コミュニケーションを活性化させるには、相応の環境が必要です。そして、その環 境 の 一 つ が 、「 問 い の 共 有 」 で す 。
たとえば、組織全体で、部や課で、上司部下の関係で、問いが共有されていると、 コミュニケーションを始める動機が生まれます。問いが共有されていれば、その問 いに対して、「自分はどのような行動をとるべきか」「どのような判断を求められてい るのか」「自分はどの位置にいるのか」などを知るために、コミュニケーションを交 わす必要が出てくるでしょう。一緒に仕事をしている人たちとの間でコンセンサスを と る 必 要 も 出 て くる か もし れ ま せ ん 。 声 を か け 、 話 す 。 そ し て 、 相 手 の 考 え に も 耳 を傾けるのです。
また、組織というのは、すでにいくつもの問いを共有しているものです。
F07 プロセス
コーチングにおける合意形成、主に初回のコーチングで行うべきことについて深く学びました。コーチングの初回は、プレコーチング、ともよばれます。全部で10回などの回数でコーチングは行われますが、プレコーチングでは全体に関わるさまざまな面での合意をとるとともに、クライアントの目標や、コーチの接し方なども話し合います。
たとえば、コーチングの頻度及び日程(2週間に一度、30分を基本とする、など)、実施形式、使用ツールなどもここで決定します。
また、組織の活性化を目指す場合、「コーチング研究所」の研究結果が参考になります。それは、コーチングのスキルの高低よりも、その回数や頻度、かける時間にポイントがある、ということ。これはとても驚きの研究でした。
コーチングフローはこちら
1セットアップ
2セッションの目標を明確に
3現場と望ましい状態を明確に
4ギャップを明確にする
5行動を決定する
6エバリュエーション
こういった本がF07の参考文献でした。
F08 アカウンタビリティについて
「アカウンタビリティ」とは、「主体的に自ら進んで仕事や事業の責任を引き受けて いく意識」や「一人ひとりが、自分の責任において考え、行動を起こす意識」の ことを指します。しかし、それは、「自分がやるべきことさえやればいい」ということ で は な く 、 組 織 や チ ー ム の 「 共 通 の 目 標 」 を とも に 達 成 す る こ と に 向 け ら れ る も のです。
一方、「アカウンタビリティ」とは対照的なのが、被害者意識「ヴィクティム(victim)」 で す 。「 自 ら 考 え る こ と な く 、 指 示 や 命 令 だ け に 従 っ て 仕 事 や 事 業 を 引 き 受 け て いく意識」を総 称してここでは 「ヴィクティム」と定 義しています 。
コーチングの1番の目的は、クライアントが「アカウンタブル」な状態を作ることを手助けすること、ともいえるかもしれません。
人はヴィクティムの状態にある場合、視野は狭く、「どうせ」とか「結局」とか「無駄だろう」などの言葉を口にする。あるいはこうしたセルフトークを心で発してしまう。
このモジュールでは、アカウンタブルな態度とはどういうものか、どうすればそのようになれるか、に注目しながら学習しました。
また、自分や自分の組織のアカウンタブル度をチェックする、ということもこのモジュールでやります。
以下の動画では、パナソニックITS株式会社社長の田辺氏が、株式会社コーチエィ社長の鈴木氏と、対談しています。田辺氏は、コーチエィ・アカデミアでコーチのスキルを習得なさったあと、ご自身の会社で導入実践されました。この対談の中でも、「アカウンタブル」についての言及があります。
