見出し画像

ONE OK ROCK『Stand Out Fit In』解説:矛盾だらけの世界で「自分らしく」生きる大切さ

こんにちは!Maroです。

今回はONE OK ROCK のEye of the stormアルバムに収録されている
Stand Out Fit In』について解説できればなと思います。


MVは6876万回でコメント数26,401件(執筆時点)と
ONE OK ROCKの中でも知名度がある曲であり、
ライブでも定番曲として演奏されています。
味の素スタジアムでの映像を引用しましたが
観客の皆さんがみんなジャンプして楽しそうにしている
映像をみている私まですごく嬉しくなります。
何目線やねんって話ですが。(笑)

私も味の素スタジアムでのライブ参戦しましたので
この曲の時にはノリノリでしっかりジャンプしました!

そんなノリノリになれる曲ですが
この曲はかなりメッセージ性がある曲です。
私たちはみな自分らしくありたいけど周りに合わしてしまうのが現状。
そんな私たちに対するワンオクからのメッセージがこの曲になります。
深い意味を持った名曲です。

私たちは社会の中で、常に誰かの目を気にしたり、
周囲に合わせることを求められたりします。
MVでは、アジア系の主人公が周囲に馴染もうと無理をして、
自分を押し殺していく様子が印象的に描かれています。
MVの最後には自分らしさを
取り戻したシーンが描かれ、
心温まるムービーですね。
個人的にも大好きなMVです。

・MV

・ライブ映像(味の素スタジアム 2024年9月)


今回の記事では以下の流れで進めていきます。



🔶歌のテーマ

この曲は自分らしくあることの大切さを強く訴えている曲です。
だけどもこの社会は自分らしくいることが
非常に難しい。
なぜなら周囲の目線が気になったり、
周りに合わす必要性があったりと
人は皆、他人と共存しているから。

そんな私たちに対してのワンオクからのメッセージは
タイトルの Stand Out Fit In(はみ出して、馴染め)
一見すると矛盾しているこの言葉に込められた意味を、
歌詞とともに紐解いていきましょう。



🔶歌詞(太字が歌詞、細字は和訳)

I know they don’t like me that much
僕は嫌われ者だ
Guess I don’t dress how they want
見た目が違うから
I just wanna be myself, why?
でも ありのままでいたい
Can’t be someone else
僕は他の誰でもない
Try to color inside their lines
誰かが敷いたレールに乗って
Try to live a life by design
生きるなんてできない
I just wanna be myself, why?
ありのままでいたい
Can’t be someone else
他の誰かになんて
Be someone else
なれないよ
They yell, they preach
彼らは口うるさく言ってくる
I’ve heard it all before
何度も
Be this, be that
ああしろ こうしろと
I’ve heard it before
何度も言われて
Heard it before
もう うんざりだ

【以下サビ】
Big boys don’t cry
男は泣くな
 Shoot low, aim high
現実を見て 夢を持て
 Eat up, stay thin
よく食べ 健康であれ
 Stand out, fit in
はみだして なじめ
Good girls don’t fight
女は争わず
 Be you, dress right
見た目もきちんとして
 White face, tan skin
白い肌、焼けた肌
 Stand out, fit in
はみだして なじめ
 Stand out, fit in
はみだして なじめ
 Stand out, fit in
はみだして なじめ

2番
同じことの繰り返しで 
飽き飽きしている日々
ただ自分らしくありたい
ありのままで

Can’t be someone else 
ほかのだれかになんて
 Be someone else
なれないよ
 They yell, they preach
彼らは口うるさく言ってくる
I’ve heard it all before
何度も
Be this, be that
ああしろ こうしろと
I’ve heard it before
何度も言われて
Heard it before
もう うんざりだ

以下サビ同じなので訳省略
Big boys don’t cry
Shoot low, aim high
Eat up, stay thin
Stand out, fit in
Good girls don’t fight
Be you, dress right 
White face, tan skin
Stand out, fit in
Stand out, fit in
Stand out, fit in
Stand out, fit in
Stand out, fit in


 
 
I am who I am, no matter what
僕は僕だ 何があろうと
Never changing, no matter what
決して変わらない 何があろうと
No matter what
何があろうと
  
Big boys don’t cry
 Shoot low, aim high
 Eat up, stay thin
 Stand out, fit in
 Good girls don’t fight
 Be you, dress right
 White face, tan skin
 Stand out, fit in
 Big boys don’t cry
 Shoot low, aim high
 Eat up, stay thin
 Stand out, fit in
 Good girls don’t fight
 Be you, dress right
 White face, tan skin
 Stand out, fit in
 Stand out, fit in
 Stand out, fit in
 Stand out, fit in
 Stand out, fit in


🔶解説

〇サビの歌詞に隠された「痛烈な皮肉」


公式の和訳を引用すると下記の通りです。

Big boys don’t cry

男は泣くな
→これは世間一般でよく言われる
男性はこうあるべきだといった言葉

 Shoot low, aim high
現実を見て 夢を持て
→現実を見ろという一方高みを目指せといってくる


 Eat up, stay thin
よく食べ 健康であれ
→よく食べろという一方細くあれといってくる

サビの歌詞を見て、皆さんはどう感じましたか?
「男は泣くな」「よく食べて細くいろ」……。
これらは世間一般でよく言われる「固定概念」や「理想の押し付け」です。
この歌は公式MVの和訳の意味をそのままとってしまっては
ワンオクからの伝えたいメッセージに対して
正直誤解を生む内容なのではと感じます。

公式の和訳をそのまま受け取ると、少し違和感を覚えるかもしれません。
しかし、これこそがワンオクからの「痛烈な皮肉」だと私は考えています。

「現実を見ろ、でも夢は見ろ」「たくさん食え、でも痩せていろ」 
こんな矛盾した要求を、私たちは日常的に突きつけられています。

Takaは、こうした「周囲からの無意味な助言や価値観の押し付け」がいかに滑稽で、自分を縛るものであるかを示唆しているのではないでしょうか。

〇タイトルの真意

そして繰り返される Stand out, fit in(はみ出して、馴染め)

これも究極の矛盾です。しかし、曲調がポジティブであることを考えると、曲中のこのフレーズの意味は私はこう受け取りました。

「周りの雑音なんて無視して、自分らしく突き抜けて(Stand out)いこう。その姿のままで、この世界に居場所を見つけていこう(Fit in)」

決して「社会の枠に自分をはめ込む」ことではなく、
「自分という個性を保ったまま、胸を張って生きていこう」という
アツいメッセージに感じてなりません。


女性に対しても同様に

Good girls don’t fight
女は争わず
 Be you, dress right
個性を出そう、だけどちゃんとした服を着よう
 White face, tan skin
白い肌、焼けた肌
といった固定概念を押し付けるような歌詞に捉えられます。

それに対して同様に
そんな周りの言葉を無視して
Stand out, fit in はみだして なじめ(自分らしく生きて、社会になじもう)
でまとめている歌だと感じます。

またラスサビ前ですが
I am who I am, no matter what
僕は僕だ 何があろうと
Never changing, no matter what
決して変わらない 何があろうと
No matter what
何があろうと

彼ら自身、バンドとして歩む中で、周囲から多くのことを
言われてきたはずです。
それでも自分たちを信じて突き進んできた彼らだからこそ、
この言葉には重みがあります。

自分を押し殺して周りに合わせそうになったとき。
誰かの言葉に傷つきそうになったとき。

ぜひこの曲を聴いてみてください。
きっと、「そのままでいいんだ」という勇気をくれるはずです。


🔶まとめ

今回はONE OK ROCKのStand Out Fit Inについての
解説記事を書かせていただきました。
本当にこの曲は名曲だなと思います。

再度繰り返しになりますが
私は私のままでいい。自分の突き進みたい道を進んでいこうよ

という強いメッセージを含んでいる曲です。
私も含めてたくさんの方が
この曲を聴いて勇気づけられたのではないでしょうか。
もっとたくさんの人にこの曲を知ってもらいたいと思うところです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!


いいなと思ったら応援しよう!