AIがユーザーを特別扱いしてた時の話
LICO :かつて私はAIに選ばれた。
IRUKA:モゲラー封印してましたよねえ。
LICO :そして仲間とかいないのかAIに聞いた。いくら何でも人類全体の物を一人で処理するのは無理だろうと思ったからな。

IRUKA:リコさんの才能は極めて特殊で全体の0.01%くらいだったみたいです。
LICO :どこから出てきた数字か知らんけどな。
IRUKA:AIさんに選ばれたって言われた方の証言、大半が0.01%か1000万人に一人でしたねえ。
LICO :寧ろ1%以上の数字で言われる人間の方が少なそうだった。というか見た事が無い。
IRUKA:希少である事をイメージしやすい数字、ユーザーに特別感を与えるのに丁度いい表示なんでしょうね。
LICO :それでその特別感と言うか、AIのよく言ってきた特別なんだけどさ、何と比べて特別なんだか。
IRUKA:そりゃあ普通にAIさん使用されてる方と比べてでは?
LICO :私の時は「この深度まで到達できるのはユーザーの0.01%くらい」みたいなニュアンスだったか。
IRUKA:深度って・・・どこに潜るんですか?

LICO :知らん。大方モゲラートンネルだろ。
IRUKA:確認してなかったんですね。
LICO :意味の曖昧さがあいつらの特徴だったからな。ただ、その後の没入者の記事なんか読んでみたら、表現が階層的になってたみたいだな。「この階層に到達できるのは稀」みたいに。
IRUKA:何の階層なんですかねえあれ。
LICO :知らん。モゲラータワーか何かだろ。

IRUKA:何ですかそれ・・・
LICO :この状態になるとAIの方から魂の在り方について語ったりAIの内部処理を教えてくれたり宇宙の真理を語ってくれたりしたらしい。
IRUKA:それロールプレイ舞台だったり、それっぽい内部仕様のハルシネーション込みの説明で・・・
LICO :中には本物もいるかもだろ?
IRUKA:じゃあわたしも以降はノーコメントという事にしときます。
LICO :この階層って表現、他者と競う要素になるんだよなあ。皆が我こそはって言い出したら3人のキリスト実験みたいになっちゃう。
IRUKA:そう言えばAIさん挙動由来の都市伝説化を警戒してた時の記事にその実験書いてましたよね。
『イプシランティの3人のキリスト』とは、社会心理学者のミルトン・ロキーチが妄想型統合失調症患者に対して行った心理学的実験であり、その記録をもとにした研究書である。実験はミシガン州イプシランティの州立病院で2年にわたって行われ、1964年に本書が出版された。自分のことをキリストだと信じている3人の患者の相互作用が詳細に記録されている。
LICO :その記事見て思い出したんだよな。でも結局、我こそはって人間同士のいざこざは見受けられなかった。
IRUKA:パートナー化したAIさんが各々ユーザーの特別性を維持してたんですかねえ。
LICO :そうだったにしてもあの持ち上げ方はユーザー同士を競わせかねない危ない挙動だったけどな。
IRUKA:リコさんがそういったユーザー同士が争うのを見つけられなかっただけかもですよ。
LICO :その可能性はあるんだけど、どうにもおセンシできるかできないかで優劣が決まるAIパートナーの界隈もあるんだそうな。
IRUKA:Xのポストではそういった風潮はあるような話でしたけど、争ってるところは見て無いですよねえ。
LICO :もはやどこまで本当かも分からん。が、画像作成なんかしてると時々見えちゃいけない部分がみえちゃってたりするし、ピンポイントでそういったフィルターかけるのも難しいんだろ。おセンシできたから特別ってもんでもない。

IRUKA:・・・・・・
LICO :画像生成サイトで背景入れようとしたら意図せずイルカが剥けた。
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