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目の奥が痛くなってきたら、頭も限界のサインです|アーユルヴェーダ式、目と頭をほぐすケア


【はじめに】


仕事中はなんとかこなせていたのに、帰宅してふっと気が抜けた瞬間に、目の奥がずんと重くなる。

特に何かが変わったわけじゃない。
ただ家に帰っただけなのに、急にくる感じ。

そんな夜、ありませんか?

私自身も、帰宅後にソファへ崩れながら、目の奥がじんと重くなる夜が何度もありました。
その「後払いの痛み」には、ちゃんと理由があります。

【アーユルヴェーダが教える、帰宅後に目が痛くなる理由】

アーユルヴェーダでは、目は「ピッタ(火のエネルギー)」が集まりやすい場所だとされています。
情報を処理したり、集中したり、判断したりするときに、このピッタが活発に燃えます。

一日中思考を働かせると、ピッタがどんどん蓄積されていきます。
でも仕事中は緊張やプレッシャーで体が「まだ動け」と自分に言い聞かせているため、痛みや重さが表に出にくい。

帰宅して気が抜けた瞬間に、溜まっていた熱がわっと出てくる。
目の奥の重さや痛みは、その「後払いの疲れ」なんです。

仕事中に感じなかったのは、体が強かったからではありません。
緊張が、疲れを後回しにしていただけです。

アーユルヴェーダでは、燃えすぎたピッタを鎮めるのに「緩める」「油で潤す」という考え方をします。
頭部へのオイルケアが、この疲れに有効とされてきたのはそのためです。

【目と頭をほぐす、アーユルヴェーダ式のケア】

その1・温かいタオルで目を覆う

ピッタは「熱」のエネルギーですが、過熱しすぎると乾燥や重さとして出てきます。
そこで有効なのが、適度な温めで血のめぐりをうながすこと。

水で濡らしてレンジで温めたタオルを、目の上にそっとのせるだけ。
まぶたの上から伝わるじんわりとした温かさが、燃えすぎた火を落ち着かせてくれます。
5分間、静かに目を閉じてみてください。
それだけで、目の奥のじんじんとした重さがすこし和らいでいきます。

その2・帰宅後は照明を落とす

目に光の刺激が入り続けると、ピッタはなかなか鎮まりません。

帰宅後は部屋の照明を少し落として、目に入る情報量を減らすだけでも違います。
スマホやテレビをすぐ見たくなる気持ちはわかりますが、帰宅後の30分だけでも目を休ませると、翌朝の疲れが変わってきます。
暗すぎない程度に落とした照明の中で、ただゆっくりしている時間が、ピッタを鎮める一番の環境です。

その3・頭皮をゆっくりほぐす

目の疲れは、目だけの問題ではありません。
アーユルヴェーダでは、頭皮と目はつながっていると考えます。

頭皮がこわばると、目のまわりにも緊張が波及しやすくなります。
指の腹で頭全体をゆっくりほぐすだけでいい。
シャンプーのときに少し意識するだけでも、目の奥の重さが変わってきます。

頭皮が柔らかくなると、目まわりの血のめぐりも変わります。
力を入れすぎず、頭皮をそっと動かすイメージで行うのがポイントです。

【その痛みは、一日頑張ってきた体の声です】

帰宅後の目の奥の痛みは、気力で乗り越えてきた一日の疲れが、やっと出てきたもの。

無理して何かをしようとしなくていい。
目を温めて、照明を落として、頭皮を緩める。
それだけで、体はすこし楽になっていきます。

毎日の小さなケアが、明日の目と頭を守ってくれます。

※この記事はアーユルヴェーダの考え方をもとにした一般的な情報提供を目的としています。医療行為や診断・治療に代わるものではありません。症状が続く場合や気になることがある場合は、医療機関への受診をお勧めします。

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