【大会レポ】満開の桜と、16kmの「歩き」。日立さくらロードレースで迎えた、感謝のシーズン最終戦。
2026年4月5日、今シーズンのラストを飾る「日立さくらロードレース(ハーフ)」を走ってきました。
結論から言うと、目標としていた「1時間45分切り」には届かず、タイムは1時間47分台前半。急激な気温の上昇と、ここ最近の練習量低下がモロに響き、ハーフマラソンとしては久しぶりに「歩いてしまう」というほろ苦い結果となりました。 それでも、走り終えた今の私の心には、不思議と清々しい達成感と感謝が満ちています。
■ 満開の桜と、変わりゆく景色を受け入れて
今年で4回目の出走となるこの大会。醍醐味はなんといっても、日立駅前通りの見事な桜です。今年もまさに満開のタイミングで、ランナーたちを華やかに迎え入れてくれました。

実は以前、ここの桜は道路を覆い尽くすほどの見事な「桜のトンネル」でした。数年前に老木の倒木対策などで伐採や剪定が行われ、少しこぢんまりとしてしまった景色に一抹の寂しさはあります。けれど、木々も人も年齢とともに変化していくもの。安全第一で、こうして今年も桜の下を走れること自体がありがたいなと、少し大人になった視点でスタートラインに立ちました。

■ 急上昇する気温と、狂い始める歯車
スタート地点に並んでいると、曇り空の隙間から強い日差しが差し込み始めました。 ジリジリとした暑さ。「走る前からこんなに暑いのか……」と、練習不足の不安も相まって少し弱気な虫が顔を出します。それでも、「今日できる最高の走りをして、シーズン最後を楽しもう!」と腹を括り、スタートの号砲を聞きました。
前半10kmはアップダウンが連続するため、キロ5分〜5分10秒で足を温存するプラン。ここは50分52秒と、ほぼ予定通りに通過できました。しかし、とにかく発汗量がいつになく多く、体力がジワジワと削られていくのを感じていました。
■ 太平洋の風と、16km地点の「痛恨のストップ」

10kmを過ぎると、コースは太平洋を一望できる美しい海岸線へ出ます。 涼しい海風を受け、「ここから予定通りペースアップだ!」とギアを切り替えました。しかし、そのペースが維持できたのはわずか2kmだけ。ジリジリとペースが落ち、粘りの走りへと変わっていきました。
そして迎えた、16km過ぎの上り坂。 ここでついに足が悲鳴を上げ、痛恨のストップ。ハーフマラソンで歩いてしまったのは、いつぶりか思い出せないほど久しぶりのことでした。
情けなさと悔しさが込み上げましたが、見方を変えれば、ここで歩いて心拍数を落ち着かせたからこそ、再び走り出すことができたとも言えます。坂を登りきった後、再び前を向き、重い足を引きずりながらゴールを目指しました。
■ 悔しさと喜びが交差するフィニッシュライン
最後は練習不足を大いに反省し、「来年こそはリベンジするぞ」と固く心に誓いながらフィニッシュラインを越えました。
自己ベストを更新した1月の勝田全国マラソン。そこからの練習不足。そして今日の苦しいレース。すべてひっくるめて、これが今の「私の現在地」です。
目標タイムには届きませんでしたが、こうして元気にレースに出場できる喜び。そして何より、休日に私が走る時間を快く許してくれている家族への感謝の気持ちで胸がいっぱいです。
これにて、私の今シーズンは終了です。 少しだけ羽を休めて、また秋のシーズンに向けて早めにリスタートを切りたいと思います。
満開の桜と海風、そして苦しかった激坂。 素晴らしい大会を運営してくださった皆様、本当にありがとうございました。そして自分自身も、今シーズン本当にお疲れ様でした!

最後に今回も自分へのご褒美「ビックマック」をいただき締めくくりました。ビックマックもしばらくお休みです(涙)。
