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UIデザイナーだけど動画制作を担当した話

初めまして。
ライトカフェクリエイションでUIデザイナーをしているマコトです。
普段はUIデザインを担当していますが、少し前まで動画制作をメイン業務として担当していました。

きっかけはとてもシンプルでした。
社内で「動画を担当できる人を探しています」という声が上がったとき、
「やりたいです」と手を挙げた、それだけです。
もともと動画制作は好きで、個人的に触っていたこともあり、UIデザイナーだけどやってみたい!という気持ちのほうが勝っていました。
結果としてこの経験は、UIデザインへの向き合い方を、改めて考え直すきっかけになりました。

今回は、UIデザイナーの私が説明動画を担当してみて感じたことを、個人の視点でご紹介します。


UIデザイナーだけど動画担当に

UIデザイナーなのに動画?
と思われる方もいるかもしれません。
ですが実際に取り組んでみると、UIデザインととても近い考え方で作られていると感じました。

私が担当したのはいわゆる説明動画です。
アプリの使い方や診察の流れなどを、図やアニメーション、ナレーションを使って説明する動画のことを指します。

  • どういう順番なら理解しやすいか

  • どこかで情報を詰め込みすぎていないか

  • 見ている人が置いていかれないか

こうしたことを考える時間は、
UIでユーザーフローや画面遷移を考えるときと、ほとんど同じでした。

『伝わらない』が起きていた現場

私が担当したのは、
ある医療器具の使い方や治療について説明する動画でした。

その医療器具は日本ではまだあまり浸透しておらず、使っていただく患者さんへの説明が難しいといった課題がありました。
そこで、治療前に患者さんが視聴できる説明動画を用意することで、お医者さんと患者さんの間で起きていた説明不足を補う、という目的で制作が始まりました。

この動画制作では、患者さんの目線だけでなく医療分野ならではの表現ルールや制約も強く意識する必要がありました

正解がない中で、どう作ったか

私は以前、映像編集を専門とする企業に在籍していた経験があります。
当時は完成された絵コンテをもとに編集し、
数日かけてブラッシュアップしていく進め方が一般的でした。

一方で今回の動画制作においては、納期が短い上に絵コンテや構成が固まりきっていない状況で、悠長に時間を使うわけにはいきませんでした。
そこで、『完璧を目指すより、30点でも形にして頻繁にすり合わせを行う』進め方を選びました。

絵コンテや動画は、まず叩き台を作って方向性をすり合わせ、レビューをもとにブラッシュアップしていくという制作フローです。
その中で、1日に2〜3回以上は必ず進捗共有とレビューの時間を設け、大きく方向性がずれないようにしつつ完成に近づけていきました。

駆け出しデザイナーということもあり、自分のデザイン力や思考力をあてにせず細かく素早く相談することで、個人的にはブラッシュアップが非常にしやすく感じました。

UIデザインと説明動画が似ている理由

説明動画を作る中で、何より重要だと感じたのはユーザー視点でした。
UIと同様、説明動画でも『理解してもらうこと』が最優先です。

  • 患者さんはどんな状況でこの動画を見るのか

  • この情報量で本当に理解できるか

  • 理解できても、頭がいっぱいにならないか

こうしたことを何度も考えながら制作を進めました。
動画を作っているはずなのに、頭の中ではUIを設計している感覚に近い時間も多くありました。
UIの経験がまだ少ない私にとって、動画制作を通してここまでユーザー視点を強く意識するようになるとは、正直想像していませんでした。

UI以外の仕事をして気づいたこと

今回の経験を通して感じたのは、UIデザイナーが日々大切にしているユーザー視点は、UIの外でもちゃんと通用するということです。
媒体は違っても、『どうすれば迷わず理解してもらえるか』という本質は変わりません。UI以外の仕事に挑戦したことで、結果的にUIデザインに戻ってきたような感覚もありました。

もし今、これは自分の仕事じゃないかも?と感じている方がいたら、
その中に、次の成長につながるヒントがあるかもしれません。

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

触れて技術を取得していきたいです。


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