夏休み奮闘 『破滅の刃~無職城編 前章』 鬼殺隊母誕生 無職生活112~130日目
序章
無職になって初めて迎える夏休み。校内研修もないし、朝から晩まで子どもたちの相手をするのは大変やろうけど、毎日をのんびり過ごせるな…そう思っていたのは、あまりにも甘い考えだった。
余裕ぶっこいていた私に突きつけられた現実。
それは、毎日学童へ通わせていた頃の方が、ずっと楽だったかもしれないという残酷な事実だった。
学童利用時は、お弁当は冷凍食品やイシイさん含むいつもの固定メニューで乗り切れていたというのに、子どもたちが家で過ごす時間が増えたことで、生活リズムは乱れに乱れ、私の心は早くもくじけそうになっていたのだ。
そんな夏休み序盤、家族で「鬼滅の刃 無限城編」を観に行った。
私は猗窩座(あかざ)推しだ。
7月中旬にムビチケを夫に予約してもらい、我が子たち以上に楽しみにしていたのだ。
念願の映画・・・映画館の暗闇の中、ポップコーン片手に私は思った。
「まさに我が家は、鬼滅の刃の世界そのものだ。」と。
私は、もう「お館様」の立場なのに、なぜか呼吸の使い手も兼ねる「鬼殺隊母」として生まれ変わってしまっていたのだ。
産屋敷のように優しい声で話せない鬼殺隊母。
産屋敷のように穏やかに褒められない、柱としても戦う母。
お館様なのに炭治郎のように主人公レベルに活躍してしまう母。
それは、本当に過酷な夏休み前半だった😢
いや、今もなお続いているのだが。
気づけば2週間noteの記事にも手を付けていなかった。
楽しみにしていた読者の皆様、すみません・・・
そんな人いないって?そうかもしれない(笑)( ゚Д゚)
その理由は以下、我が家の「破滅の刃~無職城編 前章」として、記す。
鬼👹と化した我が子たちを
「なんとかして、この子たちを人に戻したい…!」
炭治郎が鬼と化した妹・禰豆子へ注ぐ愛と同じように、
母が我が子へ注ぐ愛の物語。
「献立地獄から、抜け出すんだ!」
と全集中で呼吸を使った日々の奮闘記。
涙無しには語れない・・・。
第一の奮闘 冷蔵庫という名の『無限城』
無職になった私には、時間だけはたっぷりあるはずだった。
丁寧な暮らし家を名乗り、できるだけ自家製で生きること決意し、
まずは食生活から整えようと意気込んだものの、現実は甘くなかった。
朝昼晩と続く3食の献立に追われ、
冷蔵庫の中は、気づけば何とか食卓を賄えるだけの食材でぎゅうぎゅう詰め。
そう、私の家の冷蔵庫は、いつのまにか「無限城」と化していたのだ。
扉を開ければ、そこには所狭しと並ぶ瓶やボトルたち。
かけるだけで味が決まる便利なドレッシングやタレが、
高さと広さを備えた冷蔵庫の最も良い場所である「一等地」を占拠していく。
丁寧な暮らし家を名乗っていたはずなのに、便利さに負けてしまった自分が悔やまれる。
買いだめした卵🥚の2パックが、無駄に広い面積を陣取っていると思えば、新しく買った食材を入れようとするたびに、中身をダイニングテーブルに出しては戻す作業の繰り返し。
それはまるで、無限城🏰を動かす上弦の鬼、鳴女(なきめ)のように・・・
私は琵琶を鳴らすこともなく、カオスな空間をひたすら眺めてはため息をつき、中身をとにかく動かす日々が続いている。
最も厄介なのが野菜室だ。
キャベツやレタスといった上弦レベルの強敵が場所を取り、
下のほうに追いやられた野菜たちは、使い切る前に変色していく始末。
さらに、いつの間にか転がっていき、野菜室の最下層で溶けていくきゅうり🥒やミニトマト🍅。
食材を買い込んだだけで、使いこなすことができない。
私の冷蔵庫は、まさに👹無惨様👹が君臨する無限城🏰。
このままでは、食費という名の「💰💉血💉💰」を無駄に垂れ流すばかりだ。
第二の奮闘 宿題という名の『十二鬼月』
冷蔵庫という名の無限城🏰に全集中で呼吸を使い倒している鬼殺隊母。
そんな私の前に立ちはだかるのは、子どもたちが決して向き合おうとしない宿題という名の強敵たちだ。
「宿題、しいや。」
何度声をかけても、スマホやゲームを手に取ったまま、
まるで遠い世界にいるかのように反応は無い。
私はついに
「もう、ええかげんにせな、取り上げんで!」と、
祖先(私の母)から受け継いだ同じセリフを何度も使い、
ようやく子どもたちを机に向かわせることに成功した。
夏休みには、自由研究や夏休み作品、そして作文といった、
さながら上弦の壱や弐クラスの強敵たちが控えている。
この強敵たちと戦う時は、
私も柱として、一緒に全力で戦う覚悟はできているのだ。
しかし、毎日のワークや自主勉強ノートといった、下っ端の鬼たちくらいは、自分たちでなんとかしてほしい。
お館様である私は、本来なら邸宅で寝ているはずなのに、
まさかの「兼業」として、呼吸の使い手もこなさなければならない。
この無情な現実に、私は心の中で
「母の呼吸・壱ノ型:嘆き(なげき)」
を繰り返すのだった。
第三の奮闘 献立地獄『食の呼吸』
宿題という名の👹鬼たちと戦い、
疲れ果てた私を待ち受けていたのは、
献立という名の終わりのない「無限ループ」。
朝食を作りながら昼食のメニューを考え、
昼食を作りながら夕食の献立に頭を悩ませ、
夕食を食べ終えた瞬間には、もう翌日の3食のことを考えている…。
まるで、終わりのない修行のようだ。
これは、もう、柱稽古を超えている・・・
「この玉ねぎは半分残して、明日は別の料理に使おう。」
「余った餃子は冷凍して、明日はチーズをかけて味変しよう。」
無限に湧き出る献立のアイディアを求める。
「考えろ、考えろ、考えるんだ!!!」
私の頭の中では、炭治郎が技を繰り出すように叫んでいた。
気づけば私は、「食の呼吸」を使いこなす鬼殺隊の柱と化していた。
米の呼吸・壱ノ型 「丼ぶり万状(どんぶりばんじょう)」
麺の呼吸・弐ノ型 「そうめんの慈雨(じう)」
肉の呼吸・参ノ型 「焼き肉の舞」
連続で技を繰り出す。
毎日、キッチンで食材との格闘が続く。
「鬼殺隊母よ・・・君は弱くない。」(煉獄さんの声が聞こえる)
でも、ふと気づくと、疲労困憊で心が折れそうになる瞬間が訪れる。
「もう、無理や…」
「あかん…」
こんな心の叫びが聞こえてきた時、
私はそっと自分に言い聞かせる。
「頑張れ、心を燃やせ、炭治郎!」…
いや・・・お館様やったんちゃうんかいな( `ー´)ノ
なんて、自分を鼓舞しながら、今日もまたキッチンに立つ。
夏休みという名の🚃無職列車🚃は、まだ続く
夏休み前半戦を終えた今、私は満身創痍だ。
冷蔵庫の無限城は依然として攻略できず、
宿題という名の鬼たちはしぶとく生き残っている。👹👹👹
そして、献立地獄のループは、
終わりの見えない無限列車のように、
私を乗せて走り続けている。
「お眠りなさい・・・」
魘夢(えんむ)の声が聞こえるが眠っていられない。
「鬼殺隊母」として、この戦いを決して諦めない。
子どもたちが、いつか自らスマホやゲームを置き、
宿題に取り組み、そしていつか、
この献立地獄から私を解放してくれる日を夢見ている。
それは、たぶん、夢で終わる(;´Д`)
この夏休みという名の壮絶な戦いに、
同じように立ち向かっている全国の仲間たち。
あなたは一人ではありません。
一緒に呼吸を使い倒し、この無限列車を乗り切りましょう。
この奮闘記が、少しでも誰かの励みになればうれしいと思う
無職生活130日目の朝( *´艸`)
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