検証して分かった、王道が王道な理由
長期、分散、積立。
投資を始めたばかりの人から上級者まで、誰もが口にする”正解”。
でも私は、ずっとどこかで疑っていた。
「本当にそれが最適解なのか?」と。
だから実際に検証した。
*以前のnote(noteマネーにもピックアップされた、過去10年シミュレーション)から。
今回比較したのは、シンプルな2つの戦略だ。
・暴落時に余剰資金を投下し、平常時は積立のみ
・余剰資金はすぐに投資し、同時に積立も継続
どちらも長期・分散・積立を前提とした上で、
「余剰資金をどう使うか」だけを変えた。
結果は後者。
余剰資金を即投資した方が、最終的なリターンは上回った。
ショックだった。正直、しばらく何も考えられなかった。
直近4年半、暴落のたびに買い増してきた。
「市場平均に勝ててるんじゃないか」という手応えもあった。
それが、長期で見れば逆転されていた。
理由はシンプルだ。
市場は長期的に見れば、右肩上がりだから。
待っている時間は、何も生まない。
むしろその分だけ、機会を失っている。
「安く買う」ことを狙うほど、
「市場にいない時間」が増えていく。
そしてその時間こそが、最大のコストになる。
もちろん、暴落時の買い増しが無意味というわけではない。
うまくハマれば、リターンを大きく押し上げる。
ただ、それは”狙うもの”ではない。
あくまで結果論であり、
再現性のある戦略ではない。
言い換えれば、
暴落は「取りにいくもの」ではなく「乗れたらラッキーなもの」だ。
今回の検証で、一つだけはっきりしたことがある。
投資は「タイミングを読む技術」ではない。
「市場に居続ける意思」だ。
だからやることはシンプルになる。
・積立をやめない
・余剰資金は、基本的にすぐ投資する
・暴落は、来たら少しだけ強気にいく
3つ目だけは、変えなかった。
4年半で染み付いた感覚を、完全に捨てる気にはなれなかった。
ただ「狙う」のではなく「来たら乗る」に、位置づけを変えた。
完璧なタイミングを狙わない。
仕組みで続ける。
王道は、正直つまらない。
派手さもなければ、逆転劇もない。
でも——
再現性がある。
そして、
しばらく何も考えられなかった私が、
また積立を続けている。
それが答えだと思う。
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