対馬に生息する山猫
ツシマヤマネコは、長崎県対馬にのみ生息する野生のネコ科動物で、ベンガルヤマネコの亜種です。推定生息数は100頭弱で、絶滅の危機に瀕しており、国の天然記念物あよび国内希少野生植物種に指定されています。特徴は、耳の後ろの白い斑点(虎耳狀斑)、額の縦じま、太く長い尻尾、そして不鮮明なまだら模様です。

特徴
・生息地:日本では長崎県対馬のみ。
・分類:ベンガルヤマネコの亜種。
・外見:
。イエネコとほぼ同じ大きさだが、やや大きい。
。体全体に不鮮明な褐色の斑紋がある。
。額に白と黒の縦じま模様がある。
。耳の後ろに白い斑点(虎耳
斑)がある。
。尻尾が太くて長い。

・生態:
゜夜行性(薄明薄暮性)で、単独で生活する。
゜小型哺乳類、鳥類、両生類、昆虫類などを食べる。
゜イエネコと比べて小産である。

絶滅の危機
・生息数:1960年には250~300頭ほどいたが、現在は90~100頭程度と推定され、減少傾向にある。
・指定:1971年に国の天然記念物、1994年に国内希少野生植物種に指定。
・レッドリスト:環境省レッドリストでは「絶滅危惧IA類」に指定されている。
・主な脅威:生息環境の減少、交通事故、イエネコとの競合など。
