【CoCシナリオ公開】1時間で回せる短編タイマンシナリオ『名もなき幕間、あるいは神の書き残した余白』【TRPG】
おはようございます、早坂いのるです。
今回は、TRPGならではの**「プレイヤーがこれまで歩んできた軌跡」**そのものをメタ的に喰らう、少し毒っ気のあるシナリオを執筆しました。
『名もなき幕間、あるいは神の書き残した余白』
「驚かないで。君がこれまで積み上げてきたその物語さえ、僕(私)にとってはただの読み捨てられた紙屑なんだ。たとえこの一頁が、誰にも読まれることのない落書きだったとしても。」
■シナリオ概要
システム: 新クトゥルフ神話TRPG(第7版)
形式: KPCとのタイマン(1人+KP)
推定時間: 45分〜1時間
推奨技能: 〈目星〉〈図書館〉〈クトゥルフ神話〉〈芸術または製作(PCの趣味)〉
舞台: クローズド(真っ白な紙だけの世界、あるいは執筆室)
ロスト率: 低〜中
テーマ: 第四の壁、キャラシの解体、物語の終焉
■あらすじ
真っ白な視界。耳を打つのは、巨大な「ペン」が紙を走るような、不気味な地響き。 目が覚めると、君たちは無機質な「原稿用紙」の上に立っていた。 足元には、君がこれまでのセッションで獲得してきた経験値や、大切な人の名前が、ただの「文字」として無惨に散らばっている。 隣にいるKPCの身体は、まるで消しゴムで消されたかのように、末端から白く掠れていた。 ここは**「アザトース」**が微睡みの中で書き飛ばした、没プロットのゴミ箱。 物語が「完結」を告げる前に、君は自分というキャラクターを定義し直し、この真っ白な余白から逃げ出さなければならない。
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