荒俣宏(爺 ピクシブ百科事典・インタビュー記事などから


 昨日寝入り際、文庫のプロフィール欄で荒俣宏さんの生年月日が目にはいり、80歳近いなあもっもしかしてっと検索を始め・・よかったまだご健在でいらっしゃった。
 
 コピペしていきます。
 
 
荒俣宏 あらまたひろし
 日本の博物学者、神秘学者、収集家、小説家、妖怪学者、タレント。
 最新刊 「文明怪化奇談
 
 
 ロード・ダンセイニをもじった「団精二」と言う名前で「英雄コナン」、「ク・リトル・リトル神話体系」等を訳出していた頃も。
 
 中学生のころ、小泉八雲やブラム・ストーカーの翻訳などで知られる平井呈一の弟子となる。また、高校生になると平井の紹介で紀田順一郎と知り合い、彼のもとにも通うようになる。
 
 夜逃げ時代によく魚の缶詰を食べていたことが、日魯漁業(マルハニチロ)への入社のきっかけとなったという。
(1947年7月12日、東京都台東区鶯谷生まれ。父は金属卸業を営んでいたが、事業が傾いたことで板橋区に夜逃げする。その後、両親はアパートの大家と雑貨屋を営んでいたが、再び夜逃げし練馬区に移り住む)
 
 甘党として知られ、結婚するまではあんパンを主食にしていた。また、汁粉を好んで食べ(因みに「江戸っ子なのでつぶ餡が好き」)、食べすぎると「防空壕でおびえる」悪夢に悩まされ、しょうがないので起きてから「迎え汁粉を食べる」、中華料理店にいっても杏仁豆腐しか食べない、などの伝説がある。
 
 1994年に元客室乗務員の女性と再婚。飛行機の乗客とキャビンアテンダントとして出会った。妻は「美的感覚が変わっている」とのことで、子供の頃からイボガエルを「かわいい」と言い、バラエティ番組で夫婦の様子が取材された際にも「夫の顔は気持ち悪い。仕事も気持ち悪い。でもそこが大好き。一生ついていく」と笑顔でコメントしている。生活能力に欠ける学者タイプが好みとのことで、マネージャーとして生活の一切から仕事までサポートしている。
 
 収集物の購入費用を捻出するため一日一食、さらにその一食をインスタントラーメンだけで凌いだり、饅頭のみ3食という生活を10年近く続けて健康を害しかける、編集者の差し入れのお菓子が主食になりかけていたなど危険なエピソードに事欠かない。
 
 
『世界大博物図鑑』の資料として1億4000万円の借金を背負ってまで大量の古書を買い集めた。借金は『帝都物語』の印税約1億5000万円によって返済出来た。

 稀覯本の蒐集に5億円以上を投じ2万冊以上の蔵書を持っていたが、2024年にハゼ釣りに行ってケガをし、蜂窩織炎になって2週間入院。検査で大動脈解離が見つかったため身辺整理を考え、遺族に迷惑をかけないよう処分する事とする。
 2025年、一戸建てを売却しマンションに移り、蔵書は500冊だけ残し手放す。1万冊ほどは「角川ミュージアム」などに引き受けてもらったが、残りは産業廃棄物として処理された。

 
 
 思えば戦前の人のほうが、文化を大切にする気概はあったのかもしれません。戦時中に日比谷図書館の館長を務めた中田邦造は1944年、空襲から貴重な本を守るために、都内のコレクターから蔵書を買い上げて、約40万冊を荷車で埼玉などの農家に「疎開」させたそうです。そんなバイタリティ、いまや誰も持ち合わせていないでしょう。
 

 
 ――そこで怪奇小説翻訳の第一人者・平井呈一さんに手紙を出し、中学3年にして弟子入りします。すごい行動力ですね。

 他にどんな作品があるのか、教えてもらいたかったんですよ。当時は情報が少なかったから、分からないことは詳しい人に訊ねるしか方法がなかった。平井先生が何者なのかよく知りませんでしたけど、怪奇小説を何冊も訳しているし、解説も書いているから、きっと日本一詳しいだろうなと(笑)。
 ぼくは昔から師匠マニアでね、怪奇小説以外のジャンルでも、師匠と心に決めた人にはどんどん手紙を出していました。魚の飼育法だったら中西悟堂、サボテンの栽培法だと龍胆寺雄。後日、「こんなに偉い先生たちだったのか」と知って仰天しましたけど。当時は本に住所が載っていたし、有名な方でもよく返事をくれたものなんです。
 
――平井さんが1976年に亡くなるまで、お二人の師弟関係は続きます。その間には何度も破門を言い渡されたとか。

 理由は全然大したことじゃない。先生が褒めた本をつまらないといったり、羊羹の味に文句をつけたり。それで「お付き合いをやめさせていただきます」と言い渡されちゃう(笑)。平井先生もさっぱりした方なので、謝ると許してくださるんですけど、緊張感のある関係でした。今にして思えば、たぶん平井先生も楽しんでおられたんじゃないでしょうか。永井荷風しかり、戦前生まれの偏屈な文学者にとって、弟子を破門することは生きがいみたいなところがあったでしょうから。


 

 
好書好日 荒俣宏さん「妖怪少年の日々 アラマタ自伝」インタビュー 現代の妖怪博士ができるまで 外部リンク