爪(童話詩)
こさえた指人形は机に置かれる
爪の半月が如何にも煌々と照るので
恋しくてたちまち不可解な指におさまった
わすれたい しくじりをした日
ひとは眠りの国から
爪の灯りを目印に帰ってくる御話をきいたので
ちょっとだけ深くハサミをいれる
みつけにくいように
明るく灯らぬよう
こんをつめないでふとんで潜る
こさえた指人形は机に置かれる
爪の半月が如何にも煌々と照るので
恋しくてたちまち不可解な指におさまった
わすれたい しくじりをした日
ひとは眠りの国から
爪の灯りを目印に帰ってくる御話をきいたので
ちょっとだけ深くハサミをいれる
みつけにくいように
明るく灯らぬよう
こんをつめないでふとんで潜る