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naota_t
急に、お姉ちゃんにされた 🔥2
「お姉ちゃんなんだから」
その言葉は、挨拶みたいに繰り返された。
気づいたら、当たり前のように言われていた。
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小学生になった頃から、急に言われることが増えた言葉がある。
それは、『お姉ちゃんなんだから』。
お姉ちゃんなんだから、自分の布団と妹の布団をたたみなさい。
お姉ちゃんなんだから、お母さんに甘えるのは変でしょう。
妹に張り合うなんて、小さい子みたいなことしないの。
妹を泣かせないで、お姉ちゃんなんだから。
大きいほうを取らないで、妹にあげなさい。
抱っこなんて恥ずかしくないの、赤ちゃんみたいなこと言わないで。
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“急に背負わされたお姉ちゃんという役割”は、
6歳の私にはあまりにも重く感じた。
勉強しなさいと言われることも増えた。
叱られることも増えた。
「私もお母さんに甘えたいな」
「いいなぁ、妹は。優しくされて」
考えると、涙が出そうだった。
考えてもどうにもならないのに、
胸の奥で言葉が勝手に浮かんでしまう。
お姉ちゃんなんか、もういや。
頭の中で生まれたその言葉は、
深くて暗い、心の底へ吸い込まれていった。
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🫧この形の私

