「60点の家計管理」毎日家計簿を付ける暇があるなら地図を描け
毎日、仕事へ行く。
家に帰ると育児や家事。
そして次の日また仕事へ行く。
週末の休みはなんだかやる気が出ずダラダラ過ごす。
たまにショッピングモールや公園に子供を遊ばせに行く。
そんな生活の中で、いつもどこかでお金の事を考えてしまう。
喉が渇いて飲み物を買う時、つい値段を見て妥協してしまう。
外食でも値段が判断基準になっている。
いつか値段を気にせず楽しめる生活が来るのだろうか…。
答えはNO。
そんな事を考えているうちは、幸せな生活はやって来ない。
20年前の僕もわかっていた。
お金の事をちゃんとすれば今よりマシになる事はわかっている。
だけど、ややこしいお金の計算なんてしたくない。
家計簿を付けるなんて面倒くさい。
「そんな面倒くさいことが大嫌いな私でも、『60点の管理』だけで、年間80万円を貯蓄できるようになった。」

1.毎日お金が出ていく習慣を今すぐ断て!
多くの人は、毎日何かにお金を使い、毎日そのレシートを眺めては溜息を吐いている。
1日にいくらまでと決めている人もいるかもしれない。
過去の僕がそうだった。
朝、500円を持って出勤しその500円でやりくりする。
だが、考えてみてほしい。
毎日お金が入ってくるわけでもないのに、なぜ毎日出ていくお金を必死に追いかけ管理する必要がある?
500円という予算の中でしか選択肢がない状況や、家に帰って来てレシートを眺めて溜息を吐く時間は心を徐々に蝕んでいく。
その蝕まれた感情が「貧乏谷」への入り口だ。
1円のズレを修正するために、あなたの貴重な人生(心と時間)を捧げるのは、もうやめにしよう。
「毎日お金を使い、毎日自分を責める必要はない。
週に一度、お金を使わない日を作るだけで、『心を蝕む時間』が年間52日分、消えてなくなる。」
まずは1日で良いからお金が出て行かない日を作る事が60点家計管理の第一歩。
2.放し飼いの家計簿
私は家計簿アプリを入れている。
だが、それを見るのは年末の一度だけ。
記入や修正もしたことはない。口座とクレカを設定して放置している。
記入も修正もしない放し飼いの家計簿だ。

家計管理で世間の正論は、「家計簿をつけろ」「変動費をなんたら」「固定費をどうの」「今すぐ格安SIMに変えろ」「家賃は収入の何割まで」などと言う。
だけど、私は世間の正論の中で生きてるわけではない。
そんな面倒な事が出来るならとうにやっている。
家計管理やお金の話では「100点なんて取らなくて良い、80点取れば良い」と言う。
「その80点すら大変で面倒くさいんだよ‼︎」
そんな私でも「60点の家計管理」でまだ死なずに家族を支えられている。
3.地図を描け
毎日、家計簿を付ける暇があるなら、その時間で「地図」を眺めた方がいい。
私は年に一度だけ、気合を入れて年間支出表という地図を描く。
その時に初めて家計簿を見る。そしてその数字は正確でなくていい。
地図を描く事が大切で意味がある。
書き上げるのは大変かもしれないけど、ここは世間の正論を利用させてもらえば良い。
年間支出表(地図)の記入項目なんて、ネットで検索すればすぐに見つかる。
そして、無料フォーマットを見つけてダウンロードして記入するだけだ。
PCがなければフォーマットを真似して手書きで大丈夫。

記入項目も世間の正論は多すぎる。
固定費項目はほとんどが請求明細と同じだから割と簡単に埋められる。
問題は変動費だ。
ここで挫折する人は多いと思う。
私は今でも挫折している。
分からないなら全部一緒にしてしまえ。
そのくらいの気持ちで良い。
「食材、日用品、小遣い……分からないものは全部まとめていい。
1円のズレにこだわるより、地図の完成を優先しろ。」
最初はボロボロな地図で良い。
地図が出来上がった時、見える景色は変わっている。
4.地図を見て未来を語れ
毎日の家計簿やレシートで溜め息を吐くよりも、地図を見て未来を語った方がマシ。
日々の小さな数字に一喜一憂するエネルギーを、私は「大きな支出の殲滅」と「未来の計画」のために取っておく。
レシートではなく、地図を眺めて未来を語れ。
レシートは「過去の敗北」の記録でしかない。
そんなものを毎日眺めていたって、人生は一歩も前に進まない。
だが、地図は「未来の勝利」への航海図。
レシートの代わりに地図を眺めて、家族(未来の自分)を守り抜く希望を語れ。
ポジティブな思考こそが、幸せな人生への入り口になる。
5.幸せは与えられるものではない
地図だけは、自分で描け。
誰かがあなたの人生の地図を描いてくれるわけじゃない。
他人が作った「80点の正解」をなぞっても、あなたの盾は手に入らない。
不格好でもいい。60点でもいい。
地図だけは、自分の手で描くんだ。
その地図が、必ずあなたの助けになる。
私が今月、100万円を投じた時、震えずに済んだのは、手元にこの地図があったからだ。
そして今、私の地図には3年後が描かれている。
3年後、家族のために家を買う。
中古住宅だが家族のための家を買う。
その地図はもう完成している。
私は今でも家計管理が苦手です。
世間の正論の80点の家計管理が最適解であるという事は理解している。
私はお金の勉強をしてリテラシーを上げる努力はしてみた。だけど、80点を取るという事が私にはとてつもなく高い壁だった。
私は過去に低年収、離婚、借金、自己破産、ブラック勤務からの転職、養育費を支払いながら新たな家庭作りと、何度も私なりにお金と向き合ってきた。
そんな私が辿り着いた「60点の家計管理」。
私の経験が少しでも同じような境遇の人や、お金に苦しんでいる人の支えや参考になれば嬉しい。
現在もお金と向き合っています。
その様子も出来る限り伝えていきます。
