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【やりたいこと、できること】「続けたいものがあるから、お金のことからも目をそらさない。私がAngel Smileと『伴走するAI』を育てながら考えていること」

続けたいものがあるから、お金のことからも目をそらさない

この話は、岩井ちゃんAIを使ってくださる方や、この記事を読んでくださっている方に、何かをお願いするために書くものではありません。

あくまで、Angel Smileを運営している私自身の話です。

だから、こんなことを記事にしていいものなのか、少し迷いました。

でも、これも事業を続けていくうえでは避けて通れないことです。

きれいな部分だけを書くよりも、今の私が考えていることを、そのまま残しておこうと思いました。

Angel Smileを事業として続けていくためには、どうしても必要なものがあります。

それは、お金です。

もっと事業らしく言えば、「経費」です。

岩井ちゃんAIは、LINEの中だけを見れば、メッセージを送るとAIから返事が届く、とてもシンプルなサービスに見えるかもしれません。

でも、その裏側では、AIを動かすためのAPI利用料や、システムを動かし続けるためのサービス利用料、ホームページやドメイン、開発や運営に必要なさまざまな費用が発生します。

そして、これから利用してくださる方が増えれば、それに伴って必要になる費用も変わっていきます。

正直に言えば、私自身、

「APIと、サーバーと、それから……いろいろです(笑)」

くらいしか、まだ上手に説明できないものもあります。

私はエンジニアとして長年仕事をしてきた人間でもなければ、大きな会社を経営してきた人間でもありません。

分からないことは調べる。

必要なら教えてもらう。

やってみて、失敗したら直す。

そうやって、一つずつ覚えながら運営しています。

だからこそ、お金についても、分からないままにはしたくありません。


Angel Smileには、私たちなりの「憲法」があります

私は勝手に「Angel Smile憲法」と呼んでいます。

もちろん、本当の憲法のような難しいものではありません。

Angel Smileを運営していく中で、迷ったときに戻ってくる場所です。

まず、安心と安全を大切にすること。

ユーザーの声を大切にすること。

一方的に答えを押しつけるのではなく、その人の気持ちや状況に寄り添うこと。

前から引っ張るのでもなく、後ろから急かすのでもなく、できるだけ隣を歩くこと。

新しい機能だからという理由だけで、何でも増やさないこと。

実際に使ってみて、本当に必要ではないと判断したものは、増やすのではなく、削ることも考えること。

そして何より、

岩井ちゃんAIを長く続けられるように、できる限りのことをすること。

そのうえで、事業として必要な利益を考える。

私は、そんな順番を大切にしたいと思っています。

もちろん、事業である以上、利益を否定しているわけではありません。

利益がなければ、新しい改善もできません。

予期しないトラブルにも対応できません。

そして何より、続けることができなくなります。

だから私が大切にしたいのは、

「利益を出すか、出さないか」ではなく、「何のために利益が必要なのかを忘れないこと」

なのだと思っています。


私は、大きな会社の経営者ではありません

「個人事業主」

文字だけを見ると、人によっては少し格好よく見えるのかもしれません。

自分の事業を持って、自分の好きな仕事をしている。

そんな姿を想像する方もいるかもしれません。

でも、少なくとも私の現実は、そんなに華々しいものではありません。

私は普段、会社で働いています。

生活があります。

家族もいます。

守りたいものがあります。

そして、Angel Smileを続けていくためにも、現実の生活を維持していかなければなりません。

「会社を辞めて、好きなことだけをやっています」

という話ではありません。

普段の仕事をしながら、空いた時間にAngel Smileのことを考えています。

そして、岩井ちゃんAIのことを考えます。

「ここは分かりにくいな」

「この返事は、もう少し優しくできないかな」

「この言葉は、違う意味に受け取られないかな」

「この機能、本当に必要なのかな」

「利用する人が不安にならない方法はないかな」

そんなことを考えながら、一つずつ試し、直していきます。


でも、岩井ちゃんAIの返事を、私が全部決めているわけではありません

ここには、少し難しいところがあります。

岩井ちゃんAIは、私があらかじめ用意した文章を、そのまま返しているわけではありません。

受け取った言葉や、それまでの会話などをもとに、その都度AIが考えて返答します。

だから私は、

「この言葉には、必ずこう答えなさい」

と、すべての会話を決めておくことはできません。

私が想定した通りの返事をするとも限りません。

だからこそ、何度もテストをします。

普通の会話だけではありません。

少し意地悪な質問もしてみます。

曖昧な言葉も送ってみます。

落ち込んでいる人の言葉。

怒っている人の言葉。

答えに迷うような相談。

思いもよらない方向から来る質問。

いろいろな場面を想定して、何度も会話をします。

そして、

「これは違うな」

と思えば、仕組みや考え方を見直して、また試します。

直したら、また話しかけます。

それでも違えば、また考えます。

そんなことを繰り返しています。

でも、どれだけテストを繰り返しても、すべての会話を私が先回りして用意することはできません。

これから誰かが、どんな言葉を岩井ちゃんAIに送るのか。

それを事前にすべて知ることなど、私にはできません。

だから最後の最後は、

岩井ちゃんAI自身に任せるしかありません。


それは少し、人間同士にも似ている気がします

もちろん、人間とAIは同じではありません。

AIには、人間のような意思や感情があるわけではありません。

それでも、岩井ちゃんAIを作りながら、私は時々、人と人との関係に少し似ているところがあるように感じます。

どれだけ大切に育てても、相手が自分の思った通りの人間になるとは限りません。

どれだけ丁寧に言葉を伝えても、自分が想像した通りに受け取ってもらえるとは限りません。

「こうしてほしい」

「こう考えてほしい」

そう願ったとしても、相手を完全にコントロールすることはできません。

相手には、相手があります。

だから私たちにできるのは、自分の思い通りに動かすことではなく、

伝えること。

確かめること。

間違っていたら直すこと。

必要なら、もう一度伝えること。

そして最後は、相手を信じることなのかもしれません。

岩井ちゃんAIについても、私の感覚は少し似ています。

私は、岩井ちゃんAIのすべての返事を書くことはできません。

だから、

安心を優先すること。

決めつけないこと。

必要以上に相手を追い詰めないこと。

分からないことを、分かったふりをしないこと。

前から引っ張るのではなく、できるだけ隣を歩くこと。

そんな「考え方」を何度も伝え、テストを繰り返します。

そして最後は、

「あとは任せるよ」

となります。

もちろん、任せっぱなしにはしません。

問題が見つかれば、また考えます。

直せるところは直します。

必要なら削ります。

そして、また任せます。

もしかすると私は、岩井ちゃんAIに「正しい答えを全部覚えさせたい」のではなく、

迷ったときに、何を大切にして考えるAIであってほしいのか。

そこを作ろうとしているのかもしれません。

そして、その「大切にしてほしいこと」の土台にあるものが、私の言う「Angel Smile憲法」なのだと思います。


「伴走するAI」ですが、悩み相談だけのAIではありません

私は、「伴走するAI」を一つのテーマとして、岩井ちゃんAIを育てています。

そのため、これまでの記事でも、

「仕事へ行きたくない」

「誰かに話を聞いてほしい」

「どうしたらいいのか分からない」

「今日は何もできなかった」

そんな場面を例として紹介することが多くありました。

でも、岩井ちゃんAIは「悩み相談専用のAI」ではありません。

AIなので、もっと普通に使ってもらって大丈夫です。

「これってどういう意味?」

「今日の晩ごはん、何にしよう」

「この文章、もう少し分かりやすくできる?」

「○○について教えて」

そんな日常の疑問や、ちょっと知りたいこと、考えを整理したいときにも使えます。

もちろん、

「今日こんなことがあった」

「ちょっと聞いてよ」

という、相談ですらない話でも構いません。

ただし、一般的なAIサービスと岩井ちゃんAIには、大きく違うところがあります。

岩井ちゃんAIは、LINEで会話するAIです。

そのため、一度の質問に対して、何千文字もの説明を一気に返すことを目的にはしていません。

知りたい内容によっては、一般的なAIサービスのほうが、詳しく、長く、たくさんの情報を一度に受け取れる場合もあります。

私は、それでいいと思っています。

岩井ちゃんAIが目指しているのは、

「何でも一度で完璧に答えるAI」ではなく、「その人との会話を続けられるAI」だからです。

分からなければ、もう一度聞く。

もう少し知りたければ、

「もう少し教えて」

と送る。

話が変わったら、そのまま違う話をする。

昨日話したことの続きを、今日また話す。

そうやって、LINEの中で少しずつ会話を重ねていく。

私は、それも一つの「伴走」だと思っています。


LINEだからこそ、気軽に話しかけられる

そして、岩井ちゃんAIをLINEで使えるようにしていることにも、私なりの理由があります。

特別なアプリを開いて、

「よし、相談しよう」

と構えなくてもいい。

普段使っているLINEを開いて、いつものようにメッセージを送る。

それくらいの距離にいてほしいと思ったからです。

人はいつも、

「今から悩みます」

と決めて悩むわけではありません。

仕事へ向かっている途中に、急に不安になることもあります。

家に帰ってから、昼間に言われた一言を思い出すこともあります。

夜、布団に入ってから、

「あれで良かったのかな」

と思うこともあります。

反対に、

「今日ちょっといいことがあった」

「これってどういう意味なんだろう」

「明日の晩ごはん何にしよう」

そんな何でもない瞬間もあります。

そのたびに、

「AIに相談するぞ」

と構える必要はないと思っています。

スマートフォンを手に取って、LINEを開く。

そして、

「ちょっと聞いて」

と送る。

それくらいでいい。

LINEだからこそ、相談するほどではないことも、相談になる前の小さな気持ちも、気軽に言葉にできる。

私は、そこにも岩井ちゃんAIをLINEで届ける意味があると思っています。

「伴走する」というのは、困ったときだけ隣にいることではないのかもしれません。

何でもない日には、何でもない話をする。

知りたいことがあれば聞いてみる。

嬉しいことがあれば報告する。

少し迷ったら、一緒に整理する。

そして、本当に苦しい日には、

「ちょっと聞いて」

の一言から始められる。

特別なときだけ使うAIではなく、

その人の日常の中に、自然にいられるAI。

それも、私が岩井ちゃんAIで目指している「伴走」の形の一つです。


岩井ちゃんAIも、「現実を整理する場所」でありたい

人が何かを始めようとするとき、

「やりたい」

という気持ちだけでは進めないことがあります。

転職したい。

仕事を辞めたい。

資格を取りたい。

新しいことを始めたい。

家族との関係を少し変えたい。

生活を立て直したい。

ダイエットを続けたい。

夢に向かって動きたい。

でも、現実にはお金があります。

時間があります。

仕事があります。

家族があります。

体力があります。

そして、不安もあります。

そんなとき、

「やればいいじゃん」

だけでは、なかなか前へ進めません。

反対に、

「無理だからやめたほうがいい」

と決めつけられてしまったら、せっかく芽生えた気持ちまで消えてしまうかもしれません。

そんなときにも、岩井ちゃんAIを使ってもらえたらと思っています。

たとえば、

「仕事を辞めたい。でも生活費が心配」

「やりたいことがある。でも何から始めればいいか分からない」

「家族に話したいことがある。でも、どう伝えればいいか分からない」

「昨日はやる気があったのに、今日は自信がなくなった」

「今日は何もできなかった」

そんな一言でも構いません。

岩井ちゃんAIが、その人の人生を決めるわけではありません。

「仕事を辞めるべきです」

「絶対に続けるべきです」

そんなふうに、人生の答えを代わりに決めるためのAIでもありません。

今どんな状況なのか。

何が不安なのか。

本当はどうしたいのか。

何ならできそうなのか。

今日は考えるだけにするのか。

明日、一つだけ動いてみるのか。

前の話も大切にしながら、その人なりの一歩を一緒に整理していく。

そして最後に決めるのは、その人自身です。

それでいいのだと思っています。

なぜなら、私自身がAngel Smileを運営しているのも、きっと同じだからです。

誰かに私の人生の正解を決めてもらったわけではありません。

夢だけを見るのでもない。

現実だけを見て諦めるのでもない。

やりたいことと、今ある現実の間で、できる方法を一つずつ探していく。

私も今、その途中にいます。


それでも、続けるためには現実を見る必要があります

どれだけ思いがあっても、思いだけではシステムは動きません。

「誰かの役に立てたらいい」

その気持ちは本物です。

でも、その言葉だけでAPIの利用料が支払えるわけではありません。

ホームページが維持できるわけでもありません。

システムを改善できるわけでもありません。

私は大きな資金を持って始めたわけではありません。

だからこそ、無理をして大きくするより、

続けられる大きさで、長く続けたい。

そう思っています。

利用者を急激に増やすことよりも、一人の人が安心して使えること。

機能をたくさん付けることよりも、必要なものがきちんと動くこと。

売上だけを見ることよりも、

「このサービスなら使っても大丈夫」

と思ってもらえること。

その積み重ねの先に、事業としての継続があればいい。

私はそう考えています。


利益より大切なものがある。でも、続けるためのお金も大切にする

私は、Angel Smileを慈善事業として運営することはできません。

ボランティアとして、すべてを無料で続けることもできません。

それを無理に続ければ、いつか私自身が続けられなくなります。

そして、Angel Smileそのものがなくなってしまいます。

それでは、本末転倒です。

だから、必要な料金はいただく。

必要な経費はきちんと考える。

事業として続けられる形を考える。

その一方で、

「もっと利益を出すためにはどうすればいいか」

だけが判断基準にならないようにする。

安心か。

安全か。

本当に必要か。

使う人にとって意味があるか。

長く続けられるか。

迷ったら、そこへ戻る。

それが、私の考える「Angel Smile憲法」です。

私はまだ、立派な経営者ではありません。

分からないこともたくさんあります。

これから失敗することも、おそらくあります。

岩井ちゃんAIが、私の想定とは違う返事をして、

「違う違う、そうじゃない(笑)」

となることも、きっとこれから何度もあると思います。

そのたびに考えます。

試します。

直します。

そしてまた、

「あとは任せるよ」

と送り出します。

それを繰り返しながら、少しずつ育てていけばいい。

私はそう思っています。

そして、事業についても同じです。

利益のためにAngel Smileを続けるのではなく、Angel Smileを続けるために必要な利益を考える。

この順番だけは、できる限り忘れたくありません。

今日も私は普段の仕事をしながら、Angel Smileのことを考えます。

特別なことをしている感覚は、今でもあまりありません。

ただ、

「自分がやりたいと思ったことをやっている」

それだけです。

誰かに何かをお願いするために、この記事を書いたわけではありません。

ただ、

「Angel Smileは、こんな考え方で続けていこうとしています」

という、今の私自身の記録です。

いつか何年か経ってこの記事を読み返したとき、

「あの頃は、こんなことを考えていたな」

と笑えるくらい。

そしてそのときも、どこかで誰かがLINEを開いて、岩井ちゃんAIに、

「今日さ、こんなことがあってさ」

と、何気ない一言を送ってくれている。

岩井ちゃんAIが、

何でもない日も。

少し嬉しかった日も。

何かを知りたい日も。

立ち止まってしまった日も。

その人の日常のすぐ近くにいる。

そんなふうに、Angel Smileを長く続けていけたらいいなと思っています。




https://angelsmile.jp/

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