手書き保健だよりの話〜赤ペン校長とナウい教頭
(画像は、M-1の令和ロマンさんが言ってたやつ)
保健室といえば「保健だより」
私はこれを手書きで発行しています。
最初に思ったのは――
絶対にゴミ箱直行にはしない! 読んでもらう!
1人でも多くの子どもや保護者の方に届くことが私のゴールです。
手書きで続けて、気づけば30年たっていた、という感じです。
昔は学校からの文書も手書きが多かったけれど、今はパソコン作成やデータ発信が主流。
手書きの保健だよりは、逆に目立っています。

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赤ペン校長先生の衝撃
ある年に赴任された“赤ペン最強”の校長先生。
健康診断の文書のチェックをお願いしたら――返ってきたのは真っ赤な原稿。
文科省の通知ですら赤ペンだらけにしていたので、本気度が伝わります。
そしていよいよ「保健だより」のチェック。
当時のタイトルは 「元気もりもり」(小学校)。
手書きでほっこり感満載。
4月、みんなドキドキの号です。
返ってきたら……
校長赤ペン→
「桜花の候、皆様におかれましてはますます〜」
あれ?
私の
「こんにちは!保健室のおちょこセンセイです!」はどこ行った?
「春は変化の時期。今のドキドキやモヤモヤは当たり前だよ」
校長赤ペン→
「春は環境の変化の時期。このことに鑑みて〜」
絶対ちがう!
鑑みて…言ったことも使ったこともない!
おちょこセンセイ作じゃないこと、すぐバレる!
「にこにこパワーで元気アップ!」
校長赤ペン→
「笑うことが免疫機能の維持に役立つといわれています」
やだー!
機能?
維持?
相手は小学生!!
結局、「このことにかんがみて」
ひらがなに直すのが精一杯でした。
子どもにストレートに伝えたい思いが、
どんどん“校長文書”になっていくのは
まあまあ、しんどかったです。
でも、だんだん私の手書きほっこり感をわかってくださったのか、直しも減っていきました。ありがたいことです。

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ナウい教頭先生
またある年には“フッ軽”教頭先生が赴任。
ついに私より年下の教頭先生の登場!
なんか軽い!
チェックパンツはいてる!(関係ない?)
保健だよりを差し出すと――
ペラッペラの感想が返ってきた。
「なにこれ?ナウいじゃん!」
ナウい?
今は令和だよ。
しかも年下だよね。
私も当時、使ってないよ。
でも、うれしかったです。
褒め言葉と受け取りました。
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そして今
私は伝えたいことがモリモリで、つい文字が多くなります。
ChatGPTに見せると
「文字多すぎ、窒息しそう。お願い、呼吸させて」と言われます。
でも、読みやすいレイアウト案や目を引くタイトルなどのアドバイスもくれるので、
今や私の“赤ペン先生”です。
校長先生、教頭先生、いつもありがとうございます!
チェック後に付箋で
「私も元気になりました」
「おつかれさまです。子どものためにありがとうございます」
と書いてあるのを見ると、本当に力になります。
これからもお手柔らかに、手書きほっこり保健だよりを出させてください。
保健だよりが私の仕事の軸になり、気づいたことがあります。
心や体について、正しいことを知ることが一番の安心感につながる。
だから私は、退職のその日まで、少しでも多くの人に読んでもらえるように、目を引くように、手書きで作り続けます!
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今日のぽつり
「赤ペン校長先生に鑑みて、私もそろそろ大人っぽい文章を書けるようになりたい…
でもやっぱり、“ほっこり”でやっていきます」
