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パリ旅行記 その3

3日目

ついに念願のルーブル美術館に行く日。朝9時開館で、私は10時半の入場チケットを取っていた。メトロに乗り、10時ちょっと前にルーブル美術館に到着するも、ここでトラブル。スタッフによると「今日はいつ開くかわからないので、12時くらいに出直してください。待ちたいならここで待ってていいですよ」とのこと。ええーっ とは思ったものの、その日はルーブル以外に予定がなかったので不思議と心に余裕があった。

かの有名なピラミッド

このまま何時間も待たされた末に開かなかったらどうしよう...と一瞬迷ったけど、結局その場で開館まで待つことにしたのが正解だった。その30分後にはゲートが開き、開館が遅れてくれたおかげで逆に予定より早く入場できた。ラッキー。館内の広さに圧倒されながらも、さっそくモナリザを見に行った。早く入場できたおかげで、話に聞いていたように展示室内で並ぶことはなく、快適だった。
高校生の時、シン・エヴァンゲリオンの予告CMで初めて宇多田ヒカルのOne Last Kissを聴いた時のことを思い出す。「初めてのルーブルはなんてことはなかったわ 私だけのモナリザ もうとっくに出会ってたから」という歌詞、本当か〜??と思っていたが、普通に嘘だった。やっぱりルーブルはすごい。

ご対面。思ったより小さい

まず、モナリザをゆっくり見るためには結構朝早く入場しないといけないし、道中には階段も多い。体力不足の私には、道中早足で行くのは少ししんどかった。このようにモナリザは結構苦労して見ないといけないので、「なんてことはなかった」と言うのは勿体なくないか?と感じた。でも、このモナリザという絵そのものはおろか、モナリザを見るまでのあの過程をすっ飛ばしても「なんてことなかった」と言えるのは、それだけ「私だけのモナリザ」が圧倒的な存在なんだろうな...とこの曲の歌詞について改めて考えさせられた。というか、実体験を通して歌詞に対する解釈が深まった。楽しい。

別アングル

1番大きな目標を思ったよりも早く達成できたので、後はあてもなく自由に回る。モナリザ周辺の展示は宗教画が多く、似たようなテーマでも違う描かれ方をされていて、見ていてとても面白かった。

西洋美術史の授業で見た気がする

フラフラしていたら、古代ゾーンに辿り着いた。全然人がいなかったので、大きなモアイを間近で見ることができて面白かった。ルーブル"美術館"と言いつつ、もはや博物館みたいな感じだった。

どアップ
シンプルな顔立ち

その後も館内をぐるぐるしていたが、情報量が多すぎて疲れたので一旦休憩。ルーブル美術館にはいくつかカフェやレストランがあるようだったけど、疲れていてあまり調べる気にはなれなかったので、ちょうど近くにあったカフェに入った。超ぶあついサンドイッチと巨大サイズのマカロンを食べた。ルーブルは人がめちゃくちゃ多いという話を聞いていたのでビビっていたが、1月はオフピークということもあり、割とゆっくりできた。
休憩したあとはミロのヴィーナスやミケランジェロの彫刻を見に行った。

ほう
はぇー

私は彫刻の知識がほとんどないので、「あ、へぇ〜。。。」という感じでしか見れなかったのが悔しい。でも、生きた人間がそのまま彫像になったかのような筋肉の感じとか、そういうのがすごいのかな、と思った。
ルーブル美術館で作品を見ていて思ったのが、予習がめちゃくちゃ大事だということ。ガイドをつけないならなおさら、有名な作品についてはほんの少しでも知識をつけていくべきだと思った。
この後もかなり色々なゾーンを歩き回ったけど色々ありすぎて記憶が追いつかないため、今回見て特に印象に残った作品を2つほど紹介。

ジョルジュ・ド・ラ・トゥール「羊飼いの礼拝」

この作品以外にも2枚ほどラ・トゥールの作品は飾られていたが、どれも「暗闇の中の光」の表現が印象深く、ろうそくの温かみをここまで絵画で再現できるものなのかと感心した。気に入りすぎて、このあと売店でポストカードを買った。

ニコラ・プッサン「日本の鹿児島で娘を蘇らす聖フランシスコ・ザビエル」

これが鹿児島!?と思った。テーマがテーマだから当たり前ではあるけど、あまりにもキリスト教の世界観すぎて。全くの初見でこの絵が鹿児島を舞台にしたものだとわかる人はいないだろう。
さらに面白かったのが、当時は"Kagoshima"を"Cangoxima"と表記していたということ。"x"の文字が入るとなんか急にかっこよく感じるのは私だけだろうか。

少し汚れてしまっている

館内があまりにも広すぎて自分がどこにいるのか、何をしようとしているのか本当に分からなくなるので、入場したらすぐにマップをもらうことをおすすめする。私はモナリザダッシュをしたのでマップには目もくれていなかったのだが、後々やっぱり必要だと思い取りに行った。
あと、毎回全ての展示室が見れるわけではないようで、私は今回フェルメールの作品と、アポロンの間を見ることができなかった。1日でルーブルを満喫しきろうというのは、やっぱり難しいことだというのが分かった。まだ見れなかったところがたくさんあるので、留学中にもう一度来てみたい。
最後にお土産屋に向かった。

懐かしのバーバパパ、フランス出身か

かなり色々な商品があり、やっぱりモナリザをモチーフにした商品が豊富だった。「岸辺露伴 ルーヴルへ行く」のフランス語版と、ガイドブックの英語版を購入。ジョジョの人気はやっぱりすごいなと改めて思う。ガイドブックは表紙のデザインが各言語で違っていて、全部集めたくなる勢いだった。ポストカードも数枚購入。

しゃれとんしゃぁ
かわいい

ショッパーもおしゃれで、写真に収めるのが楽しい。さすがフランスといったところか、美術館のオリジナル商品にもセンスが光る。ショップだけでもまた来たい。
ルーブルはここで終了。ルーブル美術館に行くことはこの旅の1番の目的だったので、開館時間の不安などはあったもののほぼトラブルなく見ることができてよかった。絶対また来るぞ......と胸に誓いながらルーブルを後にした。

このあと、美術館近くの「おむすび権兵衛」でおにぎりを買って食べたが、写真を撮るのに失敗してしまったので写真は載せないでおく。シャケと梅干しにしたけど日本のおにぎりという感じで美味しかった。ボリュームもあったし。店に並んでいるお客さんの多くが現地の人っぽかったのも面白かった。

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