海外にいて思う未来のために今できること
未来のためにできることは、実はとてもシンプルなのかもしれない。
合理的か、非合理的か。文化的か、非文化的か。未来は輝いているのか、それとも輝いていないのか。答えは人によって異なる。しかし、あまりにも多くの情報が、その答えを必要以上に難しくしている。
私たちはいつの間にか、「未来とは輝かしいものでなければならない」と考えるようになった。けれども、未来をまぶしいものとして定義すればするほど、今の自分と理想を比較し、憂鬱になり、落胆してしまう。明るい未来を思い描かなければならないというプレッシャーが、かえって未来を見ることを苦しくさせているのではないだろうか。
もっと考えなくてもよいのかもしれない。もっと見なくてもよいのかもしれない。
私たちは、もう十分すぎるほど多くの情報に囲まれている。誰かの成功や華やかな生活を見て、自分に足りないものを数え続けても仕方がない。自分がどのように見られ、どれほど評価され、どれほど消費されるかに意識を向けても、心はなかなか満たされない。
だから一度、収入も、外見も、見栄も、名誉も考えず、自分が本当に好きなこと、自分がしたいことに集中すればいい。とても難しいということはわかっている。
好きな食べ物を味わう。好きな人や「推し」を応援する。好きな趣味に没頭する。それは、世間から見れば小さなことかもしれない。しかし、一日のうち、たった一分でも夢中になれる時間があれば、その一分は確かに自分を支えてくれる。
未来は、いつも輝いている必要はない。遠くまで見通せなくてもよい。今日、自分の好きなことに心を向けられたなら、それだけですでに未来のためになっている。
未来のためにできること。今この瞬間に、自分の心が少しだけ明るくなるものを大切にすることなのだと思う。

