小平市の小学校いじめ対策会議録、同一日付で2文書が存在 教諭「1種類しか作っていない」
同一日付で2種類の公文書が存在
東京都小平市の市立小学校で、「学校いじめ対策委員会」の会議記録が、同一日付であるにもかかわらず2種類の公文書として存在している問題が発覚した。 作成に関わったとされる教諭が、小平市教育委員会の聞き取り調査に対し「1つは作ったが、もう1つは作成していない」と発言していたことが分かった。 ローカルメディア「ミエルカイ首都圏」が入手した公文書で判明した。
市教委による教諭への聞き取り調査
入手した公文書は、「2022年度(令和4年度)学校いじめ対策委員会の会議録に係る聞き取り調査」に関する記録だ。 このうち、2026年1月29日に、書類を作成したとされる教諭に対して行われた聞き取りの具体的な内容が記されている。

「知らないうちに誰かが変えた」教諭は関与を否定
公文書によると、本橋義浩小平市教委学校支援担当課長が「いずれの文書にも(教諭の)実名が入っている」と質問した。 これに対し教諭は、「1つを作ったので、知らないうちに誰かが元の文を使って変えたのではないかと思う。1種類しか作っていない」と回答した。 さらに、もう1つの文書(文書B)についても、「体裁を変えて作った覚えもなく、誰かに頼まれた覚えもない」と説明した。 教諭は「文書が2つあること自体を知らなかった。元の文書(文書A)を作成したのは私一人だ」と述べ、自身の関与を明確に否定している。

市教委は「改ざんかは判断できない」
市教委は2026年1月下旬から2月初旬にかけて、聞き取り調査と対象校での文書保存状況の確認を実施した。 その結果、2通ある文書のうちの1通は、小学校の管理職フォルダにデータとして保管されていたという。 市教委は、この文書について「学校関係者または前副校長が、元の文書を基に作成したもの」としている。 しかし、公文書の改ざんに当たるかどうかについては「判断できない」との見解にとどまっている。
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