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わずかな費用で生活の質を変える、ライフスタイルを広げる選択肢

先日、サンシェードのポップアップテントを購入した。

多拠点生活の拠点のひとつである湘南に赴くと、必ずと言っていいほど、徒歩数分の場所にあるビーチに足を運ぶ。

大抵の場合は愛犬を連れての散歩であり、ビーチに着くとロングリードに繋ぎ変えて思い切り走らせ、満足したところで帰るのがいつもの習慣だった。

走り回る愛犬の楽しそうな姿を見るのは幸せな時間である。しかし、たまには海を眺めつつ読書をしたり、何もしない贅沢を味わったりして、のんびりと過ごしてみたいとも思っていた。

周囲を見渡すと、ビーチには簡単に設営や収納ができると思われる小さなテントで寛ぐ家族連れやカップルが散見された。
我々もあれをひとつ手に入れれば、ビーチでのんびり過ごすことができる!

思い立ったら行動は早い方が良い。真夏を迎えると海の家が立ち並び、テントでのんびりという雰囲気ではなくなってしまう。

これから海の家ができるまでの僅かな期間、静かな海を満喫するために、私はすぐにポップアップテントをインターネットで購入した。

自宅に届いたテントを、早速リビングで設営してみた。

今回選んだものはサンシェード仕様、つまり遮光性が高いモデルであるため、中に入ると外の光がしっかりと遮断され、心地よい薄暗がりが作られた。

これに猛烈に食い付いたのが我が家の愛犬だった。

犬は元来、狭くて薄暗い場所に閉じ籠りたいという本能を持っている。その本能が刺激されたのか、テントの中がすっかりお気に入りとなった様子だった。

これなら外に持ち出しても愛犬が落ち着くから十分に活用できそうだと確信を持った。

実は湘南での本番を迎える前に、別の拠点である河口湖へ芝生の種を植えに行く機会があった。その作業の際にもこのテントを持参し、夜には室内でテントを広げて愛犬と一緒にその中で一夜を過ごしてみた。事前の予行演習としては上出来だった。
こうして準備を整え、いよいよ湘南での本番に挑む時が来た。

しかし、いざ当日になると、いきなり砂浜でテントを張ることに少し躊躇を覚えた。風で砂が舞い上がったり、片付けの際に荷物が砂だらけになったりすると大変そうだと、本末転倒なことを考えてしまったのだ。

そこで、砂浜に直接設営するのを避け、海岸沿いで美しい芝生が広がっている葉山公園へ赴くことにした。この選択が結果として大正解となった。

我々が葉山公園に到着したのは、ちょうどサンセットの前、一日のうちで最も美しい時間帯だった。陽の沈む海を一望できる位置を選び、手際よくテントを設置した。

その絶景を眺めるために周囲にはたくさんの人々が集まっていた。そのためか、愛犬は想定していたほど完全には落ち着いてくれなかったが、陽が沈む1時間あまりの時間を、私は読書に耽り、時には愛犬と寝転んだりと、日常を忘れて存分に楽しむことができた。

美しい夕日を眺めながら、私は次回の計画に思いを馳せていた。今回は初めての試みだったため最低限の荷物だったが、次回は食べ物やクーラーボックスに入れた冷たい飲み物、バッテリー、愛犬のベッドなど、用意を完璧に整えて臨みたい。そうすれば一日中この快適な空間で過ごすことができるだろう。

富士山もくっきり見えた!

それどころか、環境さえ整えれば、ここで仕事をこなすことも可能かもしれない。集中して物事を考えたり、レポートを書いたりするには、このテントは強力な武器になると感じた。

このポップアップテントというグッズは、決して高額なものではない。設営や収納は極めて簡単であり、非常にコンパクトにまとまる。

このようなグッズが手元にひとつあるだけで、生活や余暇を過ごす場所の選択肢は劇的に広がる。もし日々の暮らしに新鮮な変化を求め、余暇の可能性を広げたいと考えているのであれば、このような手軽なグッズを取り入れてみることを、是非お勧めしたい。

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