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note連載🕯️34話:『モルモットたちのシェアハウス・ノート🏡』 おかえりなさいまで、あと少し。 私たちのシェアハウスが世界で一番温かい「ゴール地点」になるように。

第34話:海を越えた「大成功!」と、最高のおかえり計画

3月8日。その知らせは、夜の静寂を切り裂くような、弾んだ着信音とともに届きました。

イタリアからの国際電話。
画面に表示された「梅」の名前を見た瞬間、リビングにいた全員が動きを止めました。
スピーカーから聞こえてきたのは、少し枯れているけれど最高に晴れやかな彼女の声でした。

「みんな、終わったよ! 大成功……! 私、やりきったよ!」

その一言で、私たちの心は一気にイタリアの空へと飛んでいきました。


【 今夜のシェアメイト:作戦会議の夜 】

  • 梅(電話):イタリアでの公演を終え、興奮と安堵の真っ只中。「もうすぐ帰るね!」という言葉に、みんなの目が輝きます。

  • リン:WEBライター。梅ちゃんの声を聴きながら、嬉し涙を堪えてスケジュール帳を開きます。

  • ハナ:アトリエ主。アトリエの準備もそこそこに「飾り付けはどうしよう!」とワクワクが止まりません。

  • 空(そら):工場勤務。梅ちゃんが帰ってくる日を確認し「最高のメニュー」を考え始めます。

  • オレオ:IT企業勤務。帰国便の追跡と、パーティーのタスク管理を即座に開始。


「梅ちゃん、本当にお疲れ様! 気をつけて帰ってきてね!」

電話を切った後、リビングはまるで祭りの前夜のような熱気に包まれました。
帰国予定日は、あと数日後。
私たちはすぐに、彼女を最高の形で迎えるための「おかえり会」の作戦会議を始めました。

「私はアトリエの端切れを使って、特製のウェルカム・ガーランドを作るね! 部屋中を春色にするんだから」
ハナちゃんが目を輝かせながら、色とりどりの布を広げます。

「料理は僕が担当するよ。イタリアで美味しいものはたくさん食べたと思うけれど、やっぱり家のご飯が一番落ち着くと思うんだよね。一番いいお肉、焼こうかな」
空くんの穏やかな提案に、みんなが「賛成!」と声を揃えました。

「僕は当日のタイムスケジュールの最適化と、ビデオレターの最終上映システムのセッティングをしておくよ。彼女がドアを開けた瞬間、最高のリラックスを提供できるようにね」
オレオくんも、キーボードを叩く指にいつも以上の力が入っています。

私は、みんなの意見をホワイトボードにまとめながら、この「誰かのために一生懸命になれる時間」が、どれほど愛おしいものかを噛み締めていました。


リンの夜記🌙:

遠く離れていても、 私たちは同じ屋根の下にいるような気持ちで過ごしてきました。
梅ちゃんの「大成功」という言葉は、 私たちにとっても、この冬一番の贈り物です。買い出しリストに書き込まれた、彼女の好物。
部屋を彩るために選ばれた、鮮やかなリボン。
一つひとつの準備が、 彼女がいない間に少しずつ広がってしまった心の隙間を、 温かな期待で埋めていってくれます。
おかえりなさいまで、あと少し。 私たちのシェアハウスが、 世界で一番温かい「ゴール地点」になるように、 明日からは全力で準備に取りかかろうと思います。


「よし、明日はみんなで買い出しだね!」
ハナちゃんの合図で、私たちの「最高のおかえり計画」が本格的に動き出しました。

おやすみなさい。

あなたも今夜は、大切な誰かの喜ばしいニュースを思い出して、 温かい気持ちで眠りについてください。
誰かを待つ時間は、時に、会っている時間と同じくらい幸せなものなのですから。


【編集後記✏️:今日のみつけたもの】

今回は、梅ちゃんからの吉報と、パーティーの計画についてお届けしました。
空くんの「家のご飯が一番落ち着くと思うんだよね」という言葉に、シェアハウスの絆の深さを改めて感じました。
皆さんは、大切な人が帰ってきたとき、まず何を贈りたいですか?

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