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sozoro_c
【言ノ葉】卑怯者
いつの間にか、夜になった。
昼は、嫌いだ。
太陽が邪魔をするから。
夜は、わたしの時間。
自由にどこへでも行けるし、何でもできる。
友達と呼べる人は、もう居ない。
気楽に帰れる場所も、無くなった。
でも、いいんだ。
それが、わたしの生き方だから。
昔のわたしは、結婚して、子供に愛情を捧げるのが、夢だった。
だけど、男を愛せないとわかった時、
やっと、自由になれた気がしたんだ。
その日暮らしバイトに明け暮れて、
こころが壊れて、わかった事がある。
愛し愛される人が必要だってこと。
だけど、わたしには(幸せ)がわからない。
病のせいにしたくはないけれど、
大切な人を傷つけてしまう。
だから、愛してくれる人がいつ離れてもいいように、
こころの底は、見せない。
だけど、いくら傷つけても一緒に居てくれる人ができたんだ。
でも、こころの底にある(死んでもいい)は、話せずいる。
自分を守るためには、平気で嘘をつくし、
自分が自由でいられるように、
約束事も守らない。
わたしは、卑怯者だ。
