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消えた風景

仕事帰りに家のそばのファミレスで旦那と待合わせをし外食した。私は徒歩だったが、旦那は自転車で来たので、帰宅する時も別々だった。(旦那に職場の荷物を持ってもらったから楽になったけど)で、帰路の途中、少し寄り道してみたくなったのでしてみた。

実は少し前にも同じファミレスで食事したのだけれど、行く途中に少し場違いな雰囲気が漂う家がある。その時はその家の前を通らずに食事に行き、後で「そういえばあの家って、まだあるのかなぁ」と少し話題にした。今回もちょっと思い出したので確かめたくなった。

その家は塀や垣根が無く、芝生の広がる敷地の向こうに水色の平屋の洋館。玄関までのゆるいS字を描いた歩道がお伽話の世界みたい。赤い旗みたいなものがついたアメリカンポストも、その家には似合っていた。外人さんが住んでいるのかな…と思ったけど、ポストの表札は(ローマ字表記だけど)和風でした。奥の方にバスケットのゴールも立っていて、きっと元気な男子とか住んでいたのかな…とか、知らない住民の妄想を膨らませたり。でもその家の前を通り過ぎるとき、いつも生活感を感じないというか、モデルハウスみたいというか、そこだけ異空間というか… 本当に誰か住んでいる(いた?)のだろうかと疑問だった。

で、今日。寄り道の途中、まず道の角にあった大木と中途半端な空き地が無くなってアパートになっていた。その隣が駐車場で… あれ? こんな所に駐車場あったっけ? で、住宅が続くけれど、なんか前見た時と全然違うよ? あの水色の家は無くなっちゃったの?!ショック!

多分数年ぶりに通った道の風景が、全く変わってしまっていた。田舎町の違和感ありありの謎な、でもステキな水色の家の風景が無くなってしまって、なんだかとっても残念な気分。もしお引越ししたのだったなら、またどこかで同じようなメルヘンチックなお住まいで暮らしているのかな… と改めて妄想してみたりする。

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