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vincent2gb
【SS】曼珠沙華は恋をする①|#毎週ショートショートnote
「あの子おっかねぇなぁ」
「めんごくで頭いいけど…」
「なんで素敵な彼氏を振ったんだべ」
帰国子女の高校時代の私、立方 体は日本の学校生活を学ぶため生徒会に入った。一学年上の会長と話が合い、よく行動を共にしていたが周りからは交際していると思われていたようだ。会長自身も勘違いしていたようだが。
「綺麗だげど毒があるどいうが」
「彼岸花みたいだね」
私は陰で女子たちから「曼珠沙華」と呼ばれていたのを知っている。お墓にポツンと1〜2輪咲いていたり、畦道で一列に並んで咲く様は、なんとなくあの世へ続く道への道標のようで不吉な感じがするのだろう。私は女子の間でひとり浮いていた。ポツンと咲くあの花のように。
そんな私にも気になる男子はいた。会長と同学年の美化委員長の井上先輩だ。高校入学式の時、あまりに見事な花壇を見て「誰が作ったんだろう」と思ったのがきっかけだった。
気がついたら井上先輩をいつも目で追いかけていた。
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濁音混じりの言葉は、山形弁(翻訳)です。
博士と助手シリーズの… また、サイドストーリー書いてるというか。②とかで続きを書きます。
