【SS】吠える犬は噛みつかぬ|#ミリしら解説(約900字)
ミリしら、それは『1ミリもしらない言葉』を言う
No.01 蛇の道は蛇
No.02 蛇は一寸にして人を呑む
No.03 藪をつついて蛇を出す
No.04 吠える犬は噛みつかぬ
No.05 羊の番に狼
No.06 兎の罠に狐がかかる
No.07 女の髪の毛には大象もつながる
No.08 虎は千里行って千里帰る
No.09 猫に鰹節
No.10 大山鳴動して鼠一匹
No.11 鼠が塩をなめる
No.12 一斑を見て全豹を知る
No.13 鶯鳴かせたこともある
No.14 闇夜に烏、雪に鷺
No.15 蝙蝠も鳥の内
No.16 雀の酒盛り
No.17 鷹は死すとも穂をつまず
No.18 亀の年を鶴が羨む
No.19 鰯のたとえに鯨
No.20 猫に鰹の番
No.21 一匹の鯨に七浦賑わう
No.22 蟻集まって樹を揺るがす
No.23 蛙の面に水
No.24 蟹は甲羅に似せて穴を掘る
No.25 牙あるものは角なし
神様が十二支を決めて十一番目の年、つまりイヌが初仕事を行なう年のことだった。
イヌは良く利く鼻で誰かが困っているにおいに気づき、「大丈夫ですか?」とワンワン鳴きながら駆けつけていた。
何か争い事の時は話に割って入り仲裁することも多く、「仲直りしないと噛むぞ!」と時にはガルルルと吠えることもあったが… めったにそんなことは無かった。
そう。めったに無いことだけれど、全く無いわけではなかったのだ。
吠えるイヌは噛みつかぬは嘘、が正しいのだ。しかし普段の真面目で熱心に働くイヌの姿から、『〜は嘘』までを常套句とするには、あまりにも忍びない。いつも優しく心配してワンワン吠えるイヌが噛むなんて、止むに止まれぬ事情があってのこと… イヌにそこまでさせる方が悪い!という思いが集り、いつしか『〜は嘘』の部分は語られなくなった。
このような古事から『吠える犬は噛みつかぬ』とは、「いつものように吠えるだけで噛むことはない」と慢心していると、たいそうなしっぺ返しがある… という意味を持つ。 [類似諺]油断大敵
《使用例》
「また先生に『お前、このままだと留年だぞ』といわれたよ。うるせーっての!」
「いや、マジで吠える犬は噛みつかぬ…だと思うぞ」
なんとなく5mmくらい知っている諺でした。
なので(多分)本来の意味とは違う物語を
作ってみました。
最近Google検索で諺を調べると、
私の嘘記事が上位にヒットするので、
真にうけないと良いな…と思ってます😅
なのでタイトルに【SS】を付けました。
(過去記事にも)
