【SS】虎は千里行って千里帰る|#ミリしら解説(約1000字)
ミリしら、それは『1ミリもしらない言葉』を言う
No.01 蛇の道は蛇
No.02 蛇は一寸にして人を呑む
No.03 藪をつついて蛇を出す
No.04 吠える犬は噛みつかぬ
No.05 羊の番に狼
No.06 兎の罠に狐がかかる
No.07 女の髪の毛には大象もつながる
No.08 虎は千里行って千里帰る
No.09 猫に鰹節
No.10 大山鳴動して鼠一匹
No.11 鼠が塩をなめる
No.12 一斑を見て全豹を知る
No.13 鶯鳴かせたこともある
No.14 闇夜に烏、雪に鷺
No.15 蝙蝠も鳥の内
No.16 雀の酒盛り
No.17 鷹は死すとも穂をつまず
No.18 亀の年を鶴が羨む
No.19 鰯のたとえに鯨
No.20 猫に鰹の番
No.21 一匹の鯨に七浦賑わう
No.22 蟻集まって樹を揺るがす
No.23 蛙の面に水
No.24 蟹は甲羅に似せて穴を掘る
No.25 牙あるものは角なし
神様が十二支を決めて三番目の年、つまりトラが初仕事を行なう年のことだった。
トラはとても熱心に仕事をした。誰かが困っていれば、助けに出かけた。いつも困っている誰かを背に乗せて走っているか、乗せていなくても走り回っていた。
そんなトラの姿を見ているものたちは、いったいどのくらい走っているのか気になり始めた。
「百里はかたいだろう」
「いいや、もっと…五百とか」
「さすがに千里は無理だろうな」
そんな声を耳にしたトラは、千里先にあるお寺のお守りをもらいに走って出かけ、そして帰ってきた。
「すごい」「すごすぎる!」「信じられない」
トラは賞賛を浴びたが… 実はとてもヘトヘトになった。やはり千里走るのは無理がたたったようだ。しかし、千里走れることを見せてしまったので、トラに助けを求める声は、より遠くからも届くようになった。
このような古事から『虎は千里行って千里帰る』とは、見栄を張ると、自分の首をしめる… という意味を持つ。 [類似諺]自縄自縛
《使用例》
「頑張ってオシャレしてみたけれど、今日の婚活ダメだったかな…(虎は)千里行って千里帰ってきただけみたい」
聞いたことはあるけれど、詳細をよく知らない諺。
なんとなく類推して(多分)本来の意味とは
違う物語を作ってみました。
最近Google検索で諺を調べると、
私の嘘記事が上位にヒットするので、
ヤバいかも…と思ってます😅
