Photo by
sue_san
【SS】宇宙の前夜|#爪毛の挑戦状
私は宇宙にいた。どうしてなのかわからない。でも、私の周りは宇宙の深淵に包まれている。あぁ、もしかしたら私は、宇宙になってしまった…のかもしれない。
思い出してみよう。
私は旅をしていた。行き先は決めていなかったけれど、進む方向は夜空の星々、それらは星座の姿で現れ、神話の神々たちの指先や杖などが示めす方向を目指し歩いた。
時々、渦を巻いた星雲が私の頭上で厳かに歌を歌ってくれた。星の言葉はわからなかったが、祝福してくれているように感じた。
どれくらい歩き続けたのだろう。
目の前に光り輝く湖が現れた。水面は天上の星々を写しだし、歌声も湖面を覆っているようだった。眺めていると、吸い込まれてしまう気がした…
そして気がつくと、私の周りで星が流れたり、耳元で星雲の歌声が聴こえたりするようになった。
私は宇宙になったのだな…
[367字]
いつか見た夢の話し。夜空に星座や矢印とかが現れて、その示めす方向にどんどん歩いて行ったら、宇宙の中に入ってしまった…みたいな😅
