意地でも酒 ヤルデンワインとジャックダニエル 前編 ~当たり前過ぎて意識しなくなっていること
酒飲みは意地になって酒を作るという話
【ゴラン高原産】
イスラエルに駐在事務所を構えるべく総合商社さんの事務所をお借りしていました。そこの事務所長さんからイスラエルでは地元産の美味しいヤルデンというワインが飲めると教えて頂きました。ヤルデンは数千年前からのワインの産地であるゴラン高原産のブドウから造られます。
そもそもヤルデンとはヨルダンという意味だそうです。
その事務所長さんもイスラエルに駐在される前は、ヨルダンから毎日イスラエルに車で通ってビジネスの立ち上げをされたそうです。なのでこのワインにも早くからご縁が有ったそうです。
【ぶどう酒の起源との関わり】
その後起源については諸説あるようです。
ジョージアがワイン発祥の地という説。でも紀元前4000年以上前にジョージアで造られたとされるワインはかなり原始的で、ぶどうから造った液体という範疇らしいです。
エジプトが現在普及しているワインの発祥の地という説。
現在のような洗練されたワインが造られるようになったのは紀元前3000年から始まった古代エジプトとされる説です。棚を作ってそこに栽培されるブドウや、収穫したブドウを足でつぶして果汁にし、その果汁を発酵させるためのアンフォラなどが壁画に残っているそうです。
古代エジプトで造らていたワインは、紀元前1500年頃、
現在のレバノン周辺に住んでいたフェニキア人によって、ギリシアに伝えられ、ここで大きく発展したそうです。
この辺りでヤルデンワインも生まれたのかも知れませんね。
紀元前1100年頃には、ギリシャは有数のワイン輸出国となり、紀元前600年頃、ギリシャ人の一部が南フランス・マルセイユ地方に移り住んだことで、やっとフランスでもワイン造りが始ったのだそうです。
ワインが世界全土に広まる一番のきっかけになったのは、キリストの教えによるものです。
ワインはイスラエル発祥のキリスト教とも関わりが深いようです。「キリストの血」とされ中世ヨーロッパではキリスト教が政治の中心にありました。教会や修道院はブドウ栽培とワイン造りに力をいれ醸造の技術が高まり、キリスト教とともに世界へとワイン造りが広まったそうです。
ワインの知識は浅薄なので、以下を参考になさって下さい。
何れにせよ土漠の地にぶどうを栽培して酒を造ったのですから酒飲みの執念には驚かされます。
それにしても今でこそヤルデンワインも日本で知名度がありますが、1990年代後半当時は全くの無名でした。
給料もらってこんな稀有なワインを常飲できたのですから
サラリーマン最高
蛇足
残念。私にとってのゴラン高原との出会いは中東戦争のテレビ報道でした。
