LINEをただの「お知らせ箱」にしないために考えたこと
LINEを運用していて、途中で思ったことがあります。それは、LINEがただの「お知らせ箱」になっていたかもしれない、ということ。
新商品のお知らせ。
セールのお知らせ。
クーポンのお知らせ。
再入荷のお知らせ。
もちろん、お知らせ自体が悪いわけではありません。むしろ必要です。お客さんに伝えないと、知ってもらえないことも多い。でも、LINEの役割が「お知らせを送るだけ」になってしまうと、そこで流れが止まりやすいなと感じました。
読んでもらう。
押してもらう。
見てもらう。
買いやすい場所まで進んでもらう。
そこまで考えると、LINEはただ情報を届ける場所というより、次に動ける流れを置く場所なんだと思うようになりました。
この記事では、LINEをただの「お知らせ箱」にしないために考えたことを残していきます。
お知らせするだけで終わっていた
前は、LINEで何かを送る時に「何をお知らせするか」を中心に考えていました。
新商品が出たから知らせる。
セールが始まったから知らせる。
クーポンがあるから知らせる。
売れている商品があるから知らせる。
それ自体は普通のことだし、間違っているとも思っていません。ただ、今振り返ると「知らせた後にどう動いてほしいか」まで、あまり考えられていなかった気がします。
お知らせした。
リンクも置いた。
あとは見てくれるはず。
そんな感じ。
でも実際には、LINEを受け取った人が必ず最後まで読んでくれるわけでも、リンクを押してくれるわけでもありません。お知らせを送ることと、次の行動につながることは別。
ここを分けて考える必要がありました。
読む人は、お知らせを待っていない
お店側からすると、知らせたいことはたくさんあります。
これも知ってほしい。
あれも見てほしい。
この商品も良い。
このキャンペーンも大事。
でも、受け取る側は、基本的に「お知らせ」を待っているわけではありません。
待っているのは、自分に関係あること。
今見る意味があること。
今動いてもいいと思える理由。
ここを勘違いすると、LINEはただ流れていくお知らせになってしまうんですよね。LINEはメールより近い場所に届くぶん、便利です。でもそのぶん、軽く閉じられるのも早い。
だからこそ、お知らせを送る時にも「これはあなたに関係ありますよ」と分かる形にする必要がありました。
見直したのは、送る内容より“次の行動”
見直したのは、送る内容そのものだけではありません。
何を知らせるか。
どの商品を紹介するか。
どのリンクを置くか。
そこも大事だけど、それ以上に考えたのは「このLINEを見た人に、次に何をしてほしいか」でした。
クーポンを取ってほしいのか。
商品を見てほしいのか。
比較してほしいのか。
今買えるものを選んでほしいのか。
キャンペーンの対象商品を見てほしいのか。
次の行動がぼんやりしていると、文章もリンクもぼんやりします。逆に、次の行動が決まっていると、LINEの中で何を置くかが少し決めやすくなる。
「お知らせしたいこと」から考えるより、「次にどう動いてほしいか」から考える。ここを変えたのは大きかったです。
お知らせに、動ける理由を足す
LINEをお知らせ箱にしないために意識したのは、お知らせに「動ける理由」を足すことでした。
たとえば、ただ「クーポンがあります」ではなく、何に使いやすいのか。ただ「おすすめ商品です」ではなく、どんな人に合うのか。ただ「セール中です」ではなく、今見ておく理由は何か。
ここを少し足すだけで、同じお知らせでも見え方が変わります。
お知らせだけだと、情報。
動ける理由があると、導線。
この違いは地味だけど、かなり大きいと思っています。大げさに売り込む必要はなくて、ただ「今これを見る意味」を置いておく感じ。その方が、受け取る側も迷いにくい。
LINEは配信する場所でもあり、導線を置く場所
LINEは、配信する場所です。でも、それだけではもったいないなと思うようになりました。配信して終わりではなく、配信したあとにどう進めるか。
読んだ人が、次に何を見ればいいのか。
どこを押せばいいのか。
何を選べばいいのか。
そこまで置いておくと、LINEの役割が少し変わります。ただのお知らせ箱ではなく、買いやすい流れを作る場所。
もちろん、毎回きれいにできるわけではありません。今でも「これはちょっと弱かったな」と思うことはあります。でも、少なくとも「送れば終わり」ではなくなりました。
配信を作る時、内容だけではなく、その先の流れまで見るようになった。それだけでも、運用の見え方はかなり変わりました。
まとめ:情報で終わらせず、導線にする
LINEをただの「お知らせ箱」にしないために大事だったのは、お知らせの先にある行動を見ることでした。何を知らせるかだけではなく、知らせたあとにどう動いてほしいのか。
クーポンを取るのか。
商品を見るのか。
比較するのか。
今買えるものを選ぶのか。
その次の行動が見えていると、LINEの中に置く文章やリンクも変わってきます。
お知らせだけなら、情報。
次に動ける理由まで置いたら、導線。
ここを意識するようになってから、LINE経由の売上はじわじわ伸びていきました。ただ配信するだけだったLINEが、少しずつ「見直せば数字が動く場所」に変わっていった。
その感覚が出てきてから、LINE運用を仕事として面白いと思えるようになりました。
お知らせは必要。
でも、お知らせだけで終わらせない。
読んだ人が迷わず次に進めるように、動ける理由と流れを置いておく。LINEはただ情報を届ける場所ではなく、買いやすい導線を作れる場所でもあるんです。
次は、少しだけ時間を戻して。
LINE経由で月20万円弱売れていたのに、それが良い数字なのか分からず、自信がなかった頃の話を書きます。
今でこそ月190万台を見る月も出てきましたが、最初は本当に何も分からない状態でした。
次回は、「公式LINEを始めて約1年。月20万売れても自信がなかった私が、月190万台を見るまで」を残します。
