CUD理論v3②|CUD v3 を公開しました
少しずつ進めてきた
Cosmological Update Dynamics(CUD)
その Version 3 を公開しました。
zenodoリンク↓
日本語要約↓(Gemini)
CUD v1では、
宇宙を確率構造の進化として捉える
基本的な枠組みを提案しました。
CUD v2では、
構造の不安定性と位相ジャンプによる宇宙進化モデル
を提示しました。
CUD v2.5 では、
この構造不安定性の公式化
を行いました。
さらに、哲学論文
OF(Ontorogical Foundation)1、2 では、
哲学の観点から、
宇宙の出発点を
無ではなく
区別可能性とする考え
を導入しました。
そして今回の CUD v3 では、
この哲学基盤をもとに、
物理理論としての再構築を行いました。
CUD v3 の出発点は、
区別可能性の生成です。
この生成を
ρ
と定義します。
この区別可能性が蓄積すると、
構造場
u
が形成されます。
さらに構造が発展すると、
不安定性
φ
が生まれます。
φ が閾値 φ_c を超えると、
構造が再編されます。
これが位相ジャンプです。
地形に雪が降り積もり、
雪崩が起きるイメージです。

つまり
ρ
↓
u
↓
φ
↓
φ_c
↓
位相ジャンプ
これが
CUD v3 の基本構造です。
この枠組みでは、
粒子
光
重力
すべてが構造場から生まれます。
さらに
時間も基本量ではなく、
構造の蓄積から生成される量として定義されます。
また CUD v3 では、
いくつかの観測予測も導入しました。
・早期巨大銀河
・ブラックホール構造差
・構造距離による量子もつれ
・三重スリット実験による非線形干渉縞
などです。
これらついて、
定量的な観測予測を次の論文で発表するべく現在進めております。
そして実は最近、
ジェイムズウェッブ望遠鏡の観測では、
宇宙初期に想定外の巨大銀河が存在していた可能性が報告されています。
いわゆる、Too Big Too eraly問題です。
CUD v3では構造の継承により、
このような早期構造を自然に説明できる可能性があります。
また、
区別可能性の蓄積から宇宙を説明する考えは、
ある他の理論とも興味深い接点を持つ可能性があります。
今後、関連する理論との比較や議論も進めていきたいと考えています。
まだ仮説段階ではありますが、
少しずつ理論の輪郭が見えてきました。
CUD v3は、
宇宙を区別可能性の生成
から説明しようとする試みです。
論文はこちらです:
ゆっくりですが、
ここからさらに
数理整理と観測との接続を進めていきたいと思います。
ここまでのCUD理論の流れはこちらの記事をご覧ください。
↓
