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Onversology v1 を公開しました|ここまでのあらすじを書きました(ごめんなさい長文です)

Onversology v1 を公開しました。
今回の論文は、これまで進めてきた CUD の新しいバージョンであると同時に、先日Noteに投稿したOnverse(Ontological Network Universe=元界)を扱うOnversology(元界学)の第一弾でもあります。

さて、内容自体は作っている自分としてはそんなに難しく感じていないのですが(難しいことは避けているので当然ですが)、抽象的なモノを言葉で説明するというのは結構難しく、このNoteの投稿も良く分からないと言われてどんどん読者が減っています(汗)

僕の目指すものは、
「この世の仕組みを自分なりに解き明かすこと」
そしてそれを、
「世界を使う、僕も含む大多数の学者ではない人に分かりやすい言葉で伝えること」

ですが、なかなか上手くいかないですね。

さて、そんなこともあり、Onversologyとは何かを今回の論文にいたる経緯を含めて書いてみたいと思います。

まずは言い訳から。自分なりに解き明かしているので、誰もが納得する正解かは分かりません。そもそも正解があるのか分かりません。

では始めます。よろしくお願いします。


まず11DUという、世界を11次元で捉えるという考えからこの旅は始まりました。

読んでいただいた方もいらっしゃるかもしれませんが、-1次元がエネルギーで3次元の立体、6次元の時間面、10次元の未来選択などが出てきて、11次元で未来ジャンプ(位相ジャンプ)する世界を見るためのフレームワークです。

この11DUを考えている時に、どの未来が選ばれるかは確率で決まると考えました。
しかし、どの未来が決まるかが確率で決まるのであれば、
起こる未来が計算できる、
そして、逆に過去も計算できます。
未来も過去も完璧に記載できる数式、つまりアカシックレコードのようなものが出来ます。
しかし、普通に生きていると、
未来は良いとしても過去が計算式で再現できるというのはどうもイメージがつきませんよね。

でも、過去の記憶は頭にあるし、これから起こることも予言ではないですが、何となくわかったりしますよね?(明日の朝太陽が昇るかとか、今日は金曜日だから明日は土曜日で仕事は休みだとかのレベルですが)
そうなると、何となく

世界がどう決まっていくか、決まってきたかには法則がありそう」

だなと思いました。

このまま未来の決まり方に対する考えを曖昧にしていると、
11DUの発展はここで止まってしまう気がしてCUD(Cosmological Update Dynamics)という、物理学の面から世界を記述する取り組みを始めました。


一方で、11DUの時点から、

「宇宙はこの観測できる宇宙だけではないのではないか?」

ということは何となく考えていました。
しかし、この時点ではこの宇宙の外側についての明確なイメージはありませんでした。

さて、CUDに取り掛かる際にまずは11DUの最高次元である11次元の未来ジャンプ(位相ジャンプ)から入りました。
これを宇宙に当てはめると、

宇宙は相転移を繰り返す」

ということになります。

ビッグバン理論や循環宇宙論のように、宇宙が極限状態を経て爆発したり相転移したりするイメージを聞いたことがある方もいるかもしれませんが、
未来ジャンプ(位相ジャンプ)は、その前後、
つまり極限状態を経る前にも宇宙があり、

「拡大しきって収縮に転じた後にまたビッグバンが起きる」

という流れを宇宙の更新ととらえる考え方です。


ではその宇宙の更新速度はどうなっているのだろう?というのが最初の論文でした。
そこから、

  • 何故更新をするのだろう?

  • そもそもその原資(エネルギー)はどこから来るの?

  • どういう力が働くの?

と考えたところから

確率が蓄積してその蓄積した地形が閾値を超えて崩れる時(ここで雪崩のイメージを作りました)に位相ジャンプをして地形から実体に相転移する」

という確率の蓄積という考えにいたり、これを論文化しました。
この辺りがCUDのv2~v2.5論文あたりですね。


しかし、そもそも確率とは何の確率だ?ということが頭から離れず、長野旅行に向かう高速バスの中でずっと頭の中でぐるぐると考えていました。

  • 宇宙を動かす動力なので、宇宙より大きく、しかも途絶えることなく供給し続けるもの?

  • そもそも宇宙の外は何があるんだ?

  • そもそも何も無いのか?

と考え続けているなかでふと閃きました。
この、

「在ると無いの境はなんだろう?」

無があるということ自体をあるか無いか区別できることが矛盾しているのではないか?
その矛盾というか歪みが動力なのではないのか?
つまり、

「区別可能性(区別可能かどうか)が全ての根源なのではないのか?」


しかし、ここである心配事が出てきました。
物理学を進める中で「区別可能性」という、
在るか無いか分からないもの(すでにこの段階で在るか無いかの区別をしているんですけどね)
を入れても誰にも相手にされないのではないのか?
そこで、一度
Ontological Foundation理論として

「区別可能性を学術的に定義しました。」

要するに自分向けの安心材料ですね。これが OF v1、v2 論文です。


この区別可能性をρ(ロー)と名付けました。
このρが本当に良い働きをしてくれて、このρをベースに

「世界の構造地形イメージ(目に見える物理的な地形ではなく、その基盤となる構造の概念です)」

が作れました。
その後、
「ρ、u、φ、φ_c、ψ、ds、Aなどの重要な概念」が形作られていきました。
これがv3~v3.3論文ですね。

特にds(構造距離)は、空間距離そのものとは別の“近さ”を扱う概念です。
厳密には空間距離による減衰も考慮しますが、

単純に「遠い=構造的にも遠い」とは限らない」

という点で、量子力学との接点やOnversologyの基礎として重要な概念となります。


その後、この地形のダイナミクスとして、ω、H、χ という考え方が加わり、やっと

「未来は完全にランダムに決まるのではない。
しかし、完全に決定されているわけでもない。
過去に積み重なった H と現在の起こりやすさである χ によって
未来の選ばれやすさは変わっていく。」

という考えの土台が出来ました。これがv4~v4.2論文です。


  • 一方で、11DUでは当初から、

  • 観測とは何か?

  • 世界を見るとは何か?

  • 未来はどのように選ばれやすくなるのか?

  • 位相ジャンプとは何か。

そうした問題を扱ってきました。

「CUDは物理側から。
11DUは認識と実践の側から」

それぞれの面から世界を扱ってきました。

実はこの時点でCUDとしても11DUとしても、後回しにしていたものの、そろそろ手を付けないとならない問題に直面していました。


それが、観測宇宙の外側を扱うこと、つまり

「観測宇宙と観測宇宙の外側を含めたフィールド全体を定義すること」

でした。
表現すべきものの輪郭はすでに見えていました。
Ontological Foundation理論を作った際に定義した、
区別可能性が生成されるあのフィールドであり、
CUDで扱ってきた概念上の構造地形、そして、宇宙という空間ですらその中の一要素とする「全体舞台」を表す概念です。


その対象を僕は、

「Onverse」

と名付けました。日本語では、
元界」
です。Onverse は、
Ontological Network Universe」
の略です。
存在論的ネットワーク宇宙。

そして、この Onverse、つまり元界を統合的に研究する学問を、

「Onversology」

日本語では、
元界学」
と呼ぶことにしました。


今回公開した Onversology v1 は、
その最初の論文です。
もちろん、これまでの CUD を捨てるのではありません。
むしろ、CUDや11DUをより大きな枠組みの中に位置づけ直すものです。

  • 「CUDは、Onverseを物理側から記述する理論」

  • 「11DUは、Onverseを認識と実践の側から捉える理論」

  • 「Onversologyはその両方を含み、構造場、選択ダイナミクス、観測、意識、宇宙生成を分離せずに扱う統合的な学問領域」

というすみ分けです。つまり、

「OS(Onverse)- プログラム(CUD)- アプリ(11DU)」
みたいなイメージですね。


また、Onverseを扱うことによる大きな進歩は、
11DUでは扱ったがCUDではまだ扱えていなかった

「意識」を扱う土台ができた

ことです。
純粋な物理論文に「意識」はなかなか入れづらいところがありまして。

早速、意識と魂と生死をv1論文に入れています。
例えば、

  • 人間の観測者は岩石を意識するが岩石は自分をどれだけ意識するか

  • 生は自身の意識ネットワーク(ψネットワーク)が維持出来ていること

  • 死はそのネットワークが崩壊すること(しかし、刻まれた歴史や思い出はHという履歴として残る)、

  • 魂は自分ネットワークの総体として考えられるのではないか

みたいな、

「一見すると物理論文とは思えないような主張」

をいれています。
もちろん物理論文としてなるべく数理的・構造的に整理しようとしていますが、どこまで表現できるかはこれからの課題ですね。
少し長くなってしまいましたが、ここまでのあらすじを書いてみました。


今回の論文では、
CUDで扱ってきた生成と選択の構造をOnversologyの最初の統合モデルとして整理しました。

まだ始まったばかりです。
数理的にも、物理的にも、哲学的にも、
これから整えていくべきことはたくさんあります。

それでも、ようやく一つの地図が見えてきました。
そして、今回はZenodo と PhilArchive の両方に論文をアップロードしました。
物理学としてだけでなく、
哲学、存在論、意識研究、情報論にも開いた形で置いておきたかったからです。


そして、この言葉は何度も書いていながら、まだ十分に実現できていないのが心苦しいところですがまた書きます。

「世界を記述する理論は、
科学者だけのものではなく、
世界の中で生きている人が日常の中で使えるものであるべきだと考える」


Onversology。
まだ小さな始まりですが、
ここから少しずつ育てていきたいと思います。
世界を分けるのではなく、
つながった全体として見直すために。


今までの道のり↓


ご興味のある方にOnversology v1(=CUD v5)論文はこちら↓


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