CUD v4.3公開のお知らせ|未来は決まっているのではなく、少しずつ「選ばれやすく」なっていく。
CUD(Cosmological Update Dynamics)Version 4.3を公開しました。
今回のテーマは、
「未来の確率はどのように変化していくのか。」
です。
これまでのCUDでは、
構造距離(Structural Distance)や選択バイアス(Selection Bias)によって、
「今この瞬間、どの未来が選ばれやすいか」
を説明してきました。
今回の論文では、さらに一歩進めて、
その未来の確率分布そのものが、構造履歴(Structural History)の蓄積によって、少しずつ変化していく
という枠組みを提案しています。
つまり、
未来は最初から一つに決まっているわけではありません。
一方で、
何も変わらない完全なランダムでもありません。
構造履歴(H)が積み重なることで、
未来の選ばれやすさ(ω)が変化し、
結果として未来確率(P)が徐々に集中していく。
とても分かりやすく言うと、
経験が未来を選ばれやすくする
ということです。
今回の論文では、この関係を
H(τ) → ω(τ) → P(τ)
という形で定式化しました。
この考え方は物理だけでなく、
複雑系、
生命、
AI、
そして僕が取り組んでいるOnversologyにもつながる重要な一歩になると考えています。
まだまだ仮説段階ですが、
一歩ずつ積み重ねながら、
理論を育てていきたいと思います。
Version 4.3
Cosmological Update Dynamics: Progressive Concentration of Future Probability through Structural History
いつも応援してくださる皆さま、本当にありがとうございます。
最後に一言だけ
今回の論文を書き終えて思ったのは、
理論もまた、構造履歴によって少しずつ育っていくということでした。
一つの論文で完成するのではなく、
一つ一つの積み重ねが、次の未来を少しずつ選びやすくしていく。
自分の理論を自分で実践しているという、まさにSDGsですね^^
次回作予告
次はV5(意識論)系のVer.5.1として「意識は何をするのか」について論文を書こうと思います。
ここまでの流れをまとめた記事です
