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体感する、しない。知る。知らない。

Hola!Bien venido!LISACOです🦖🌟

一昨日のお昼は30℃近くあったのに、今日は18℃。肌寒いくらい

昨日ね、生徒に後頭部のマッサージをしながら『ここに眼神経が通っているから、眼精疲労などに効くよ』と伝えたら『僕の目の神経はもう死んでるから』と言われ、一瞬反応に戸惑った。
でも、視覚障害を持つ彼らに誰がどれくらい見えているのか、いつから何故見えなくなったのか、先天性なのかを私から聞いたことはなかったから、彼の見え方や状態を知れたことが少し嬉しかった。

ここでは話の中で『Hola!ciegos!』(直訳すると、ヤッホー!盲者たち!)とか上手く言えないけど、視覚障害のことを自分たちでいじる言葉を時々聞く。
スペイン語自体が全然理解できないのに、障害のことを含めたジョークへの返し方はとっても戸惑う🥺
ああ、ここですらっと返せたらな、日本語だったらこう言うのに!ああもう、日本語話せるようになってくれ!なんて何度も思う笑

あえて、視覚のことを聞くことはなかったけどこの文章を書きながら、もっと積極的にぐいぐい聞いてみようという気持ちが出てきた。だって私がここにいられるのはたったの2年しかない。もっと彼らのことを知りたいし、彼らのこの先の何かしらの力になりたい。だから興味がある。彼らの見え方、感じ方について。

それともう一つ。
今日は朝からマッサージの先生2人が来ず、1時間くらい3人の生徒が先生を待っていた。(ちょくちょくある)
理論の授業で、ただでさえスペイン語ボロボロなのにマッサージ理論の説明出来ないし、音声で録音されてる教材もすこーし雰囲気わかるかなあっていうくらい。
だからといって『教材聞いて勉強して!』とかいうのではなく、一緒になって雑談してた笑

そこで話題に出たのは、若年結婚、妊娠について。ホンジュラスでは、13、14歳の子が妊娠するケースがとても多いということは、本当によく聞くし、現地の人たちもこの国の課題と意識してる人は多い。
今まで女性の若年結婚が多いと思っていたけど、ある生徒は『僕が13歳の時に結婚したんだ。相手は23歳だった。』って。え?何回も聞き直したよね、びっくりした。
でも相手が妊娠していたわけではないみたい。その後離婚して、別の女性と再婚して今は11歳の娘がいるみたい。

よく他の隊員の間でも話題に上がるこの話。地方の方がやはり特に多いみたい。
一つ前の記事でも書いたように、私の任地は別荘地。
土地自体が高く、医者や医学生、海外にしょっちゅう行くようなベンチャー企業に勤めていたり、海外に留学に行ってる子供や孫が多い。
隊員の中でも、地方隊員や家庭の生活を近くに感じる教師、その土地の医療事情がわかる病院勤務の職業のメンバーは特に身近にある問題だと思う。
でも、身近にいる人たちがいわゆる『お金持ち』の中で生活している私は実際にその話を聞いたことがなかった。

知って何ができるわけじゃない。そんなのわかってるけど、実際に本人たちから聞くのと人伝てに聞くのとでは伝わり方、捉え方が全然違う。今日それを肌で感じた。
そうだよね。ホンジュラスでの生活もそうだ。
ホームステイ先の家族とどうも通じ合えなくて苦しい思いをしたり、停電断水が2週間以上続いたり、40℃以上の猛暑が続いたり、活動先の人とうまくいかなかったり、そもそも活動ができなかったり。
それは、体感した人にしかわからない。
他国の同期隊員も、雨漏りがひどすぎるお家とか、水が出ないから茶色い雨水で洗濯物やシャワーをするしかないとか。

何ができるわけじゃない。じゃあこのモヤモヤはなんだろう?どうしたらいいんだろう?
『そこの任地じゃあ、ホンジュラスは知れないよ』『そこは贅沢だよね』と言われると、もっとホンジュラスの奥のことを私は知りたいのになって思う。

だから、ここからホンジュラスに今いる隊員の任地にできる限り行きたいと思う。
実際に行って、その上で知りたい。感じたい。
私が協力隊に参加したのも、知らない国の知らない事情、課題、生活、空気を実際に行って、生活して、全部の五感で感じたいと思ったから。いろんな国のいろんな人の身体に触れてマッサージを通して会話をしたいと思ったから。

視覚障害のことも、それぞれの過去のことも任地のことも聞かなきゃ分からん。行かなきゃ感じられん。
それで何ができるわけではないかも知れない。
だけど、実際にホンジュラスという途上国の一つの国に来たのに知らないままなのは嫌だから。

それに今ここには心強すぎる先輩隊員も同期もいる。
正直やることはあるし、時間もお金も限られてるけど、せっかくの2年間。
五感をいっぱい働かせる2年にしたい。

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