Let's noteと生成AIと、クリエーターぶりたい午後〜散歩サークルで見た「しっぽ」〜
こんにちは。半月雲音です。暑いですね。地球大丈夫なのか?
散歩サークル、平均年齢やや高めの午後
本日、シニア散歩サークルに参加しました。
メンバーは60代男性2人と女性1人、そして50代女性が私を含めて2人という構成。
何気なく「生成AIってすごいですよね」と話題を振ると、話が進んでいくうちに、60代男性のひとりが「面白そうだな」とその場でアプリをダウンロードしていた。
こういう時、好奇心に年齢は関係ないなとしみじみ思います。
ところがその直後、60代の女性がスッと会話に割り込んできました。
「うちの職場でchatGTP使って、本の表紙デザインをしたのよ」
…GTP?いや、GPTだよね?と思いつつ、「どんなふうに使ったんですか?」と尋ねると、
「結構きれいにできてたよ」
……え、それだけ?
どうやら本人は使ってない様子。
後で主催の男性がこっそり教えてくれました。
「あの人、ただのお使いだよ。作家がいる会社に行ってるだけ」
ああ、そういうことか。
しっぽ、見えました。
「痩せたいけど続かない」の裏に見えたもの
話題はいつのまにか健康談義に。
その女性は「検診でコレステロールが引っかかった」と言いながら、テーブルの上にはクリームたっぷりのコーヒーゼリー。
「痩せたいけど続かないのよ」
「マシンは無理」
「スタジオは飽きる」
「筋肉ゼロって言われた」
……と、“できない理由”だけが次々に並びます。
そこで私は
「ダンス系はどうですか?楽しく動けそうだし」と聞きました。
すると突然、火がついたように返ってきた言葉がこちら。
「ペアダンスってね、ダメなの。日本人男性って気持ち悪い」
えっ、誰もペアで踊れなんて言ってないし!
私はただ「ダンスもアリかな」と思って言っただけ。
「フラメンコ経験者」からの謎の圧
健康や運動の話題から、ふと彼女が言いました。
「私、フラメンコをやってたのよ」
へぇ、と思ったのも束の間、すかさず続いたのは、
「違う、あのカスタネットって、普通のじゃないのよ?特別なのよ?」
……えっと、「違う」って、何が?
私たち、別に質問してないんですけど?
それって、「あなたたちにはわからないでしょ?」という前提で語られてる圧。じわっと伝わる、あの独特の空気。
そして、あくまで誇らしげにこう言い放ちました。
「カスタネットが難しくてね。やめたの」
……ああ、そうですか。
つまり、フラメンコそのものはできていたけど、“特別なカスタネット”のせいで辞めざるを得なかった、ということらしい。
でも正直、フラメンコが本当にできてたかどうかなんて、もはやどうでもいい。「じゃあ、カスタネットを使わないクラスを選べばよかったのでは?」と一瞬思いましたが、
そこは口角を上げて、口チャック!!
「ダンス系はどう?」と言ったのが、余計なお世話だった。すみませんね…。
そして、静かに腹の底にストンと落ちたのです。
「ああ、これが“マウント”なんだろうな」
「アップルじゃないとダメ」なPCマウント
話題は自然とパソコンへ。
さっきのChatGPTの流れを引きずってる感じ?
すると彼女が、さらっと言いました。
「クリエーターはアップルよね。慣れると断然使いやすいのよ」
……ああ、そう来たか。
私は完全なWindows派というか、そもそもPC知識ゼロ。
今使っているLet’s noteは、ビックカメラのお兄さんが「壊れにくくて安心。あなたにはこれが一番いい」とすすめてくれたのがきっかけ。
正直、私には高価でした。でも使ってみてびっくり。
感動するほど快適で、頑丈。クラッシャー体質の私にはぴったりの相棒なんです。でもアップルはスタイリッシュだなぁとも思っていて、つい、
「アップル、かっこいいですよね!憧れます〜。
私はLet’s noteなんですよ。壊れないんで…すごく助かってます」と口にしたら……
彼女、ぷ〜っと吹き出して、「え〜?そんなの使ってるの?ぜんっぜん使えないじゃん(笑)」
……はい、また来ました、例のやつ。
主催男性の一言が光った午後
その場がちょっと凍った空気になったとき、主催の男性が静かに問いかけました。
「それって、スペック的にダメってこと?」
すると彼女はしどろもどろに、
「なんか……ダサいじゃない?」
もう知ったかぶりのしっぽ、完全に丸見えです。
タヌキのしっぽが、ふわりと揺れた午後
彼女の背中に、ふわりとタヌキのしっぽが見えた気がしました。
……いや、アニメの見すぎかもしれません(笑)
でも、人って話せば話すほど、「本当のしっぽ」が見えてくるのかもしれません。
ちょっと疲れたけど、観察としては最高に面白い午後でした。
PS あとから考えて、ちょっと反省もしたけれど
あとから振り返ると、
たとえば、コレステロールが高いと言われたら
「それは心配ですね、症状はあるんですか?」と聞けばよかったし、
運動が続かないと打ち明けられたら
「わかります、続けるのって本当に大変ですよね」って、まず共感から入ればよかったのかも。
フラメンコを言い出した時は
「カスタネットなんて難しそう。それに取り組んでたなんてすごいですね。」とか。
でも、それを毎回やっていたら、私の命が削れてしまう。
私はもう、誰かを気持ちよくさせるために、自分の感情を押し殺すことはやめました。
それは私が”お金をもらってやる“仕事としての寄り添い”なら、喜んで全力でやります。。
でも、ただのサークルの仲間にまでそれを求められるなら、
「ふざけるな、お前の部下でもなければ、カウンセラーでもない」とおもってしまう。
マウントさんのことを否定して自分が正しいと言いたいわけではないです。
ただ、「私は今、もうそういう対応をする余裕はない」と、
静かに線を引いた午後でもありました。
