「水中花見」試してみると/但馬各地の桜見ごろ/優雅ではなく映画「ジョーズ」?
今週は但馬地方各地で一気に桜の開花が進みました。3月30日に豊岡で最高気温25.1℃の夏日を記録して開花が始まったと思ったら、雨が降った31日も最高気温26.2℃の暖かさが続き、ほとんどの地域で見頃を迎えたようです。朝来市内では4月2日、春休みの家族連れが川沿いの桜並木を“独占して”昼食を楽しんでいました(冒頭写真)。川沿いの堤防に桜が多く植えられていますが、水中からはどう見えるのでしょう。気になりませんか?
記者は海外旅行でスキューバダイビングの経験はありますが、道具も知識もありません。しかし、水中で撮影できるコンパクトカメラは持っています。桜が見頃を迎えて、ニシキゴイが泳いでいる水路で試してみました。

水路とはいえ幅が広く、水深は大人の膝くらいでした。長靴に水が入ったため自ら水路に入るのはあきらめました。ニシキゴイを驚かせてしまったのも失敗でした。
日常の撮影に使う三脚や一脚などを組み合わせて、道路から水面にカメラが届くようにして撮影しました。デジタルカメラはスマートフォンと連動させて、水中のようすを確認しながら遠隔操作で撮影できます。ただし、カメラの傾きなど、微調整しながら撮影するのは至難の業でした。
咲き始めて間もないとはいえ、4月1日は雨が降り、2日も時折強い風が吹いたので、水面には花びらが少し流れていました。えさに見えたのか、食いつこうとするコイもいました。

地上から水路を見下ろしていると優雅に泳いでいるように見えるニシキゴイですが、レンズを水中と地上の桜が写せる位置にして構えていると別の表情を見せてくれました。桜とニシキゴイの組み合わせで、きれいな写真を撮影したかったのですが…。期待はずれでした。地上から水中に入り込まれて怒ったのか、カメラに突進してきました。正面から見る機会は少ないですが、怖いほどでした。中には大きな水音を立てて進路を変更して回避する個体もいました。

ニシキゴイには嫌われましたが、水中から見上げる桜は予想以上にきれいでした。風がやんでいるとカメラが水中にあることを忘れるほどですが、そよ風で波が立つとふわふわと景色が揺れ動きました。優美な世界でした。
流れてきた花びらに偶然、ピントが合った写真も撮れました。空気の粒がくっついて浮かせているようでした。

落花盛んになれば、花筏(はないかだ)を水中から撮影したらきれいな写真が撮れるかもしれません。水中でもスマートフォンが使える防水ケースを使えば、簡単でしょう。水中に転落しないように気をつけてください。
各種天気情報によると、明日3日(金)の但馬地方は日中、青空が広がりそうです。週末の4日(土)は降水確率が高めですが、5日(日)から回復する可能性がありそうです。
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