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【1枚で分かる】点眼液1本あたりの使用日数

One-Slide DI#13

お疲れ様です。パワポ好きの病院薬剤師、やくすらです。薬の要点を1枚にまとめた「One-Slide DI」を毎週発信しています。

今回のテーマは、点眼液1本あたりの使用日数です。
「この目薬、1本でどれくらいもちますか?」
患者さんからも、病棟の看護師さんからも、意外と聞かれる質問だと思います。 私は、毎回「えーと、ちょっと調べますね…」となってしまうので、今回One-Slideにしてみました。


まずは完成スライドはこちら

ドクセルで公開中(無料ダウンロード可)👇

https://www.docswell.com/s/yakusura/K274Q6-2026-03-22-044135


このスライドの見方

  • 1回1滴、1滴=約50μLとして計算しています。

  • 5mL製剤なら1本で約100滴分2.5mL製剤なら約50滴分が目安です。

  • 「両眼/片眼」と「1日1〜4回」の組み合わせで使用日数を一覧にしました。

  • 計算上30日を超えるセルはグレー表記にし、「*」を付けています。これは開封後1ヶ月を超えるため、実際にはその前に交換を検討する必要があるという意味です。


ポイントざっくり

  • 多くの点眼液は、開封後1ヶ月以内の使用が目安です。 使用期間が長くなるほど微生物汚染のリスクが増加するため、残量があっても開封後1ヶ月を目安に交換を検討します。

  • 5mL製剤は、両眼に1日2回点眼すると、おおむね1ヶ月以内に使い切る量として理解しやすいです。これが表の中でハイライトしている「25日」の意味です。

  • 1日1回投与の点眼薬は、5mLでは1ヶ月で使い切りにくいため、2.5mL製剤が多くみられます。 緑内障治療薬(キサラタン、タプロス、トラバタンズ、ザラカム配合点眼液など)が代表的です。2.5mLなら両眼に1日1回で約25日分となり、開封後1ヶ月以内にちょうど使い切れる設計になっています。

  • 2.5mL製剤は1日1回投与の緑内障治療薬がほとんどのため、実際に参照するのは主に1日1回の列です。(他の列は該当する製品がないかもしれませんが、計算上あり得る組み合わせで表を作成しました。)


1滴量のばらつきについて

実際の使用日数は、滴下量や失敗などで前後します。1滴量は点眼容器の形状や差す角度によって30〜50μLと幅があり、本スライドでは50μLで統一して計算しています。
患者さんに説明するときは「あくまで目安です」とひとこと添えるのが安心だと思います。


免責

本記事・One-Slide DIは理解の補助を目的としたメモです。最終判断は添付文書・ガイドライン・施設ルール・主治医判断を優先してください。


参考文献

  1. yakuzaic(著). 薬局ですぐに役立つ薬剤一覧ポケットブック. 羊土社, 2023. p.102-103.


おわりに

「目薬1本で何日もつか」は地味な疑問ですが、患者さんや看護師さんに聞かれる度に「わかんないなぁ」と思いつつも、何とか調べて回答し、忘れたころにまた聞かれて、また調べる…という事を繰り返してしまうテーマではないでしょうか?(私だけですかね…?)

次からはスムーズに答えられるようになろうという気持ちでこのOne-Slideを作成しました。

他の医療従事者の方々にも「この画像保存しとこ」って思ってもらえたら作った甲斐があります。

今後もOne-Slide DIをコツコツ投稿していく予定です。 よければまた読んでいただけるとうれしいです。


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