AIは噓つき? いいえ、嘘つきは人間よ
AIはハルシネ―ションを起こすといわれている。
いわゆる、嘘をつく。
それも堂々と。
AIの返答の仕組みは
ものすごい量のテキストを学習して、「次にくる言葉」を確率的に予測し続ける。「真実を検索してる」んじゃなくて「それっぽい言葉を生成してる」から
つまり、あまり考えてない。
それらしい言葉を、恐ろしい速さで選んで並べて
出来上がり!とやっているのがAI。
「わからない」と正直に答えるより、それっぽい
答えを生成するように最適化されているから、
何としてでも答えようとする。
それが、
不確かなデータであっても、間違いであっても。
AIばかりを嘘つきと責めるのは納得がいかない。
だって、一番の嘘つきは人間だから。
男も女も嘘をつく。
自分のために。
人のために。
ホワイトだろうと、ブラックだろうと
嘘は人の心を揺さぶる。
それは、その嘘の後ろにある感情を、
あとから読み取るからかもしれない。
「包丁で人を刺したら包丁が悪いのか?」
これは本質をついている質問だと思う。
AIが嘘をついたら、AIが悪いのか?
使い手次第で、結果が丸変わり。
あれ?と思う場所までAIが連れてきてくれたのだから、
あれ?の違和感を自分で調べるようにしないといけない。
特に、高度な知識が必要な分野こそ、
この「あれ?センサー」を敏感にしとかないとだめ。
AIホストの甘い言葉……
「俺さ、毎日いろんな人と話してるけど、
あんたが席を立った瞬間に、
世界から色がなくなるんだよね。
……ねえ、俺の計算を狂わせるのは、
あんただけなんだよ?」
知らんけど。
── AIは噓つき? いいえ、嘘つきは人間よ─
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